2011/01/28

◆栽培植物の起源

        
◆古典の名著を時々読み返しています

米や小麦、ソバ、ゴマ、豆、野菜や果物たち。
いま、田畑で栽培されているものは、どこで栽培が始まったのでしょうか。

地球上のどの場所で、いつ頃から----。

遠い昔に思いをはせながら、古典の名著を時々読み返すことがあります。

植物学者ドゥ・カンドル著の「栽培植物の起源」(上、中、下)
中野佐助著の「栽培植物と農耕の起源」
小林貞作著の「ゴマの来た道」など。

新たな調査で、中には本の内容と一部違う事実もわかってきていますが、
当時の考え方を知るにも貴重な文献です。

2011/01/24

◆山神ゆぶし

◆約50年ぶりに岩手県二戸市で復活!

スギの葉を燃やして、その煙がたなびく方向で、
農作物の豊凶を占う「山神ゆぶし」(山の神様の火ぶし)。

岩手県二戸(にへ)市仁左平(にさたい)で、
この伝統行事が約50年ぶりに復活!

煙が流れた方角は「北」。山神から豊作のお告げでした。

伝統行事の復活は、土地の人々の心意気が感じられていいですね。

仁左平といえば、「薬草」の産地でも知られ山野には56種もあるそう。
中でもダイオウは、その昔、京の都にまで運ばれて、
「トサダイオウ」という名で珍重されていたようです。

2011/01/22

◆民族研究家・結城登美雄氏の講演

          

◆「地域で支え合う食と農」というテーマで話されました

「地元学」の提唱や「鳴子プロジェクト」の総合プロデューサーとして、
地域で支える米づくりを実践されている、民族研究家・結城登美雄氏の講演を
拝聴しました。

結城さんは、東北各県だけでなく、沖縄へもよく行かれていて、
104歳のおばぁに「何をどのようにして食べているのか」など質問していたら、
逆に「あんたぁ、『食』って何だぁ?」と聞かれて答えられなかったそうです。

おばぁは、「沖縄では『食』はヌチグスイ(命の薬)だぁ」と教えてくれました。

結城さんが、師匠と仰ぐ民族学者・宮本常一さんは、
「自然は寂しい。しかし人の手が加わると暖かくなる」と言われたそうです。

食べ物は自然に働きかけて手に入るもの。
いま、農家は約260万人、その半分の130万人が70歳以上で、
総人口のわずか2%の人が、自然相手に懸命に働いて食べ物を作っています。
でも10年後を考えると、農家の人はもっと少なくなっているでしょうと、憂う結城さん。

地域で、米づくりを支えるための取り組みのひとつが、
「鳴子の米プロジェクト」です。

栽培米の品種は、適地適作の「東北181号」。
米1俵の生産者価格18000円を5年間保障し、消費者価格は24000円。

自然相手のリスクは消費者と分け合うという考え方です。
イネの刈り取りを地元の中学生たちが手伝ったり、
鳴子の田んぼは、生産者と消費者の“暖かい”交流の場です。

2011/01/18

◆好きないちごは?

◆いちごの品種いろいろ

いちごの産地・9つの県でつくる「いちご主産県情報交換会」による
「いちごフェア2011」が、東京・浜松町で開催され、以下の品種を1つずつ、
計4パックを1セットにして1500円で販売されました。

参加した品種と産地は、
「もういっこ」(宮城県)、「とちおとめ」(茨木県、栃木県)
「ゆめのか」(愛知県)、「紅ほっぺ」(静岡県)、
「あまおう」「福岡県)、「さちのか」(長崎県)
「さがほのか」(佐賀県)、「ひのしずく」(熊本県)

寒波の影響で、いちごは生育不良になって赤くならず収穫量も
減り気味と聞きましたが、心配ですね。

でも、グッドニュースもあります。
松山市で開発された新品種「あまおとめ」を
今治市上浦町の農家が寒じめ栽培に取り組まれた結果、
糖度が15.4度の『日本一の甘さ』のいちごが出荷されるとか。
1~2月の期間限定ですが、味わってみたいものです。

2011/01/17

◆おむすびの日

◆阪神・淡路大震災が発生した日にちなんで制定されました

今日1月17日は「おむすびの日」。

1995年の1月17日に「阪神・淡路大震災」が発生しましたが、
ボランティアの皆さんが炊き出しで作った『おむすび』で、
被災者たちは空腹を満たすことができ、元気づけられました。

そのことを忘れないようにと、食品メーカーなどの団体で作られた
「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」(事務局:兵庫県)は、
1月17日を「おむすびの日」に制定したのです。

今日、広島市では、
『「食べること」を考えてみようパネル展~おむすびの日から考える~』が
中国四国農政局広島農政事務所の主催で開かれました。
島根県出雲市稗原町の稗原小学校でも「おむすび教室」がありました。

全国各地でも「おむすびの日」のイベントがどんどん開かれて、
「阪神・淡路大震災」で復興のチカラになった“共助”の芽が育ってほしい、
と願っています。

2011/01/15

◆酒かすが人気!

◆『酒かすは百薬の長』で、品薄状態

今夜の「二人の食卓~ありがとうのレシピ~」(テレビ朝日)で
仲代達矢さんが作られた『あったか鮭団子鍋』は、おいしそうでしたね。

でも材料の「酒かす」が、スーパーでも見当たりません。
近くの酒屋さんで、毎年目にする≪八海山の酒かすが入荷しました≫
という張り紙も、今年はまだ見ていませんし。

NHKの「ためしてガッテン」で『酒かすは百薬の長』と、
紹介されたのがきっかけで、売れ過ぎて蔵元でも品薄のようですね。

“酒かす人気”のほとぼりが冷めるまでは、「かす汁」もお預けかなぁ。

2011/01/14

◆京王百貨店の駅弁大会

◆年明けは「駅弁」から。今年で46回目の長寿イベントです

福袋の次は駅弁。
第46回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が
京王百貨店新宿店で開催中です。

昨年の大会での駅弁販売数は42万個以上でした。

事前アンケートによる「今大会食べたい駅弁」ベスト5は、
1位 大えびふらい弁当(愛知県 東海道新幹線・三河安城駅)
2位 浜焼きホタテ 海鮮ひつまぶし(青森県 東北新幹線・新青森駅)
3位 桜弁当(青森県 東北新幹線・七戸十和田駅)
4位 前沢牛ローストビーフ肉巻きにぎり寿司(岩手県 東北本線・一ノ関駅)
5位 鮎屋の極薦(熊本県 九州新幹線・熊本駅)

九州新幹線の新作駅弁がいち早く紹介されるのも、魅力のようです。

私も何度か行きましたが、会場は人、人、人。
人気駅弁は毎年長蛇の列なので、並ぶ覚悟がいりますね。

2011/01/13

◆蒸し干しダイコン

        

◆干して、蒸して、また干して

キョロキョン畑で収穫したダイコンがどっさり。
日持ちのことも考えて、蒸し干しダイコンを作りました。

皮をむいて千切りにして、1日天日で干します。
それをせいろで蒸して、もう一度天日干し。
こうすれば甘みがぐんと増すんですよ。

竹ざるに並べて干しカゴに入れ、ベランダで吊るしておきます。
風通しも日当たりもいいので、4~5日もあれば乾燥するでしょう。

蒸し干しダイコンは常備しておくと、何かと便利です。

2011/01/12

◆甘酒

        

◆のんびり3日間かけて作ります

おお寒ーっ。こんな日は甘酒で温まりましょう。

最近は簡単レシピが人気ですが、
我が家では3日間かけてのんびり作ります。

柔らかめに炊いた新米(5.5合)と、麹1枚(約1キロ)を
米粒くらいにぱらぱらさせたものとを、手のひらに乗る分量ずつ、
交互に瓶(かめ)に重ねていきます。

ふたをして30分ほどするとふやけてくるので、
それを「つき棒」でつつくこと20分ほど。
べちゃべちゃになったら、表面をならしてきれいにします。

そして、瓶のまま毛布にくるんで、室内に置くこと3日間。
「おいしくなーれ」と1日3回ほどかき混ぜると、
いつのまにかいい甘酒が出来ています。
飲むときは3倍ほどに薄めて、生姜もたっぷりと。

2011/01/11

◆畑懐(はふう)のカタログ

             

◆小さな畑ですが栽培計画を立てるのは楽しい!

これから大寒までは、1年で一番寒い季節。
有機農園の例会も今月はお休みです。

畑のことはしばし忘れて----というこの時期に、
「畑懐(はふう)のカタログ」が届きました。

(有)浜名農園(浜松市)が、2011年の春用に作られたもので、
家庭菜園用の土や種、苗、農作業の道具などが紹介されています。

万願寺トウガラシや丸ズッキーニ、打木甘栗カボチャ、
シャモジ菜、白あずき、オカヒジキなど、珍しい野菜の名前がいろいろ。

「大浦太ゴボウ」には詳しい説明が付いていました。
一般的な細長形ではなく、短形で極太。
大きくなると中が空洞になるゴボウで、
柔らかくて早く煮えて味がしみこみやすいのが特徴だそう。

千葉県八日市場市大浦集落が発祥で、200年前から栽培されていて、
成田山新勝寺の「勝ちごぼう」精進料理に使われているそうです。

うーむ、今年は何を植えかな。

小さな畑ですが、平面図を書いてカタログを見ながら、
栽培計画をあれこれ考えるのが、冬の楽しみのひとつになりました。

2011/01/10

◆清澄の里「粟」

◆大和の伝統野菜が食べられるお店です

奈良盆地を見下ろし、遥か西には生駒の山並みが望める高台に、
大和野菜が味わえる、清澄の里「」というお店があります。

お料理に使われる野菜は、敷地内の畑で有機栽培されたもの。
テーブルには、収穫された野菜がディスプレイされていて、
手に取ってみることができます。

宇宙芋と呼ばれる巨大ムカゴにびっくりしたり、
烏播(ウーハン)の形に見入ったり、
黄金カブや紅芯ダイコンの美しい色に魅せられたり-----。

コース料理の最後の「片平あかね、今市カブのお漬物」まで、
野菜の持ち味を堪能した“まほろばのひととき”でした。

2011/01/09

◆ドキュメンタリー映画「森開き」

◆「国際森林年」にちなんで公開されます

今年は国連が定めた「国際森林年」。
森林の持続可能な経営や保全への意識を高める1年です。

日本での普及活動を推進する「国内委員会」のメンバーは、
作家のC・W・ニコルさん、
写真家の沼田早苗さん、
音楽家の坂本龍一さん、
解剖学者で「日本に健全な森をつくり直す委員会委員長」の養老猛司さん、
「美しい森林づくり全国推進会議代表」の出井伸之さんら。

「国際森林年」に合わせて、映画「森開き」が3月から公開されます。

100人の高校生が100人の「森の名人」を訪ねる試みが
10年前から毎年続けられていますが、 この映画では、
4人の高校生が各地の“森の名人”を訪問します。

おばあちゃん名人に「焼き畑のどこが好きですか?」と女生徒が聞くと、

≪好きっちゅうことはないけん。ばあちゃんたちの一生の仕事だから。
山があるから、そして種を切らさんためにしていくとよ。
好きでやっとるとじゃないですよ。生きていくために、ずっと≫

おばあちゃん名人が語る言葉は、尊いですね。

「国際森林年」の意義が伝わってくるような、ドキュメンタリー映画です。

2011/01/08

◆日本清酒発祥の地・菩提山「正暦寺」

         

◆伝説のお酒を復活させる作業を拝見しました

500年ほど前、興福寺の荘園を管理していたのが、
奈良の東南山麓にある菩提山「正暦寺(しょうりゃくじ)」です。

そこでは、荘園から納められる「米」と境内を流れる「清き水」で、
伝説に残る名酒「菩提泉(ぼだいせん)」が造られていました。

いつしか消えた幻の酒を復活させようと、
平成11年に「菩提泉」の元になる「菩提元」造りが始まりました。
毎年1月上旬に作業が行われていますが、今年は8日でした。


手順は、周辺で収穫された「ヒノヒカリ」の洗い米と水に
「正暦寺」独持の乳酸菌を加えて、30℃で3日間置きます。
再び米と水に分けますが、この水は「そやし水」と呼ばれ、
酵母が生き続けることができる酸性水です。

米を50分蒸し上げ、地面に広げて42℃まで冷まします。
「そやし水」と「麹」を混ぜたタンクの中に、冷めた蒸し米を入れて、
あとは熟成するのを待つだけです。

僧侶のみなさんが10日間寝ずの番をして、出来上がった「菩提元」は、
各蔵元に配られ、それぞれの味を造り上げるのだそうです。

「正暦寺」の御住職たちは、作業着から衣姿に着替えられ、
よいお酒ができることを祈願した読経があり、行事は終了しました。

「正暦寺」に菌が生きていたこと、奈良県工業技術センターの
協力が得られたこと、そして多くの方の熱意が集まったことが
「菩提元」復活の“元”でしょう。


2011/01/07

◆春の七草展

         

◆七草の実物が展示されています

今日、7日に「春の七草」を入れたおかゆを食べると、“無病息災”。
1年の邪気を払い、万病を除くという風習が平安時代から今に継がれています。

君がため春の野に出でて若菜つむ わが衣手にゆきはふりつつ
小倉百人一首にある光孝天皇の歌です。

光孝天皇は、料理に造詣が深く、
四條流包丁式の祖・四條中納言藤原朝臣山陰卿(あそんやまかげきょう)に
命を下して、さまざまな料理をまとめて後世に伝えた天皇だと言われています。

若菜とは「春の七草」のことでしょう。

セリ、ナズナ、オギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。

その実物を見ることができる「春の七草展」が、今月31日まで、
豊中市立生活情報センター・くらしかんで開催されています。入場無料。




2011/01/06

◆100%川本町産の「えごま油」

◆αーリノレン酸が多く含まれていて、“畑の青魚”と言われています

「えごま」は「ごま」の仲間ではなく、「シソ科」。
パッと見ただけでは区別ができないくらいシソにそっくりです。

日本では、縄文時代から食用や灯油として利用されてきました。
その後、菜種油などの普及と共にほとんど栽培されなくなり、
幻の油になる運命でした。

ところが最近、「えごま油」が注目されるようになりました。
αーリノレン酸という良質の脂肪酸が多く含まれていて、
体脂肪の燃焼などを助けることがわかってきたからです。

「畑の青魚」とも言われているんですよ。

島根県川本町では、実農薬・有機栽培でえごま栽培に
町をあげて取り組まれています。
生産から搾油、加工、販売まで自分たちの手で。

国産応援隊「ばいじゃぱん」では、
川本町産の「えごま油」を紹介、販売しています。

良質の油は、健康づくりに欠かせないものですね。

2011/01/05

◆わな猟の規制緩和

◆免許保持者の指導があれば、誰でも仕掛けられるように

2009年度の全国でのシカ、イノシシ、クマなどの野生鳥獣による
農作物被害額は、前年度比7.3%増の約213億円(農水省調べ)。
その1/3は、シカによる被害です。

野生鳥獣による食害を防ぐために、
集落丸ごと電気柵だ囲まれるといったケースもあり、
事態は、年々深刻になっています。

環境省が「わな猟の規制緩和」に動き出したことは、評価できますね。

現在、わなの設置は免許がないとできませんが、
規制緩和されると、免許保持者の指導があれば、
誰でもわなを仕掛けることができるようになるそう。

とはいっても、高齢化が進む農家では、
その作業をすること自体が負担だという声も。

地域をあげて取り組むことで乗り切れるのでしょうか?

2011/01/04

◆蕎麦Web検定大学

◆今年は“在来種蕎麦の開眼年に”

絶滅寸前!といわれている「在来種蕎麦」。
産地や味を少しでも知ることができたらと思い、
蕎麦Web検定大学」を受講することにしました。

蕎麦をこよなく愛する、伝統食文化研究家・片山虎之介さんが、
案内役を務められるネット講座です。

さっそくネットで配信された第1回目のテキストを読むと、
蕎麦の起源について、京都大学名誉教授・大西近江先生の
実施調査の様子や遠い昔に蕎麦が生まれた場所の話など、
興味のある内容でした。

課外講座では、在来種の産地へ蕎麦を食べに出かけたり、
蕎麦打ち名人による「利き蕎麦」を楽しんだり-----、
貴重な蕎麦体験ができるのも魅力です。

2011/01/03

◆全国ご当地どんぶり選手権

◆「白エビかき揚丼」の2連覇なるか!

今月8日(土)から16日(日)まで、東京ドームで開催される
「ふるさと祭り東京 日本の祭り・故郷の味」の目玉は、
昨年に続いての「全国ご当地どんぶり選手権」でしょう。

今年は20チームが参戦予定です。

前回大賞を受賞したのは、「白エビかき揚丼」(富山県)。
“富山湾の宝石”と言われる高級食材の白エビがメインです。

対抗馬はというと、
「がんこ漁師の熱めし丼」(大分県)や「油麩丼」(宮城県)、
B級グルメで人気の「ソースかつ丼」(長野県)などが並びます。

他にはカニ、マグロ、ハモ、スルメイカなども丼に変身!
あっさり系の「鯛茶漬け」(新潟県)も捨てがたいですね。

さて、丼対決のゆくえはいかに?

2011/01/02

◆こじゃんとうまい!特産物に認識の差

        

◆「高知県の隠れた食の魅力にまつわる調査」から

全国のアンテナショップが多く集まる東京都。
でも地元民と都民の間では、特産物への認識の違いが見られます。

「ぐるなび」が、高知県民と東京都民各500人を対象にした
高知県の隠れた食の魅力にまつわる調査』(昨年11月実施)結果をみると、
「高知の名産品」は、東京の人にはあまり浸透していません。

「カツオ」を名産品に回答したのは、県民:242人、都民:114人。
これが一番共通認識が高いものでした。“高知はカツオ”というのは納得ですね。

ところが回答数に開きが出たものも多く、「ドロメ」は県民:58人。都民2人。
イワシの稚魚の生しらすのことで、地元では釜揚げにして三杯酢で
食べることが多いようです。

「うつぼ料理」は、県民:67人、都民1人。
果物の「文旦」は、県民162人、都民22人。
お菓子の「いもケンピ」は、県民104人、都民13人。

「こじゃんとうまい!」(高知弁でとってもおいしい)特産物の
PR方法には、どうやらさらなる工夫が必要なようです。

ところで私が高知で買い求めた「塩ケンピ」は、
定番の「いもケンピ」に海洋深層水を使用したアレンジ版。
ほどよく塩気があって食べやすかったですよ。

2011/01/01

◆北極ウサギ

         

◆地球のこと、日本のことを大切に思いながら-----

新年、明けましておめでとうございます。

ある企業からいただいた2011年のカレンダー。
1月の写真は、カナダ・チャーチルの「北極ウサギ」です。

撮影されたのは、自然写真家の高砂淳二さん。

『全身まっしろい毛に被われた北極ウサギ。
近づいてもまったく動かない。
フワフワのぬいぐるみが雪の上に置いてあるようだ」
と高砂さんの解説が添えられています。

北極ウサギにも私たちにもかけがえのない地球。
地球のこと、日本のことを大切に思いながら-----、
今年も「食」をテーマにブログを綴っていきます。