2011/12/31

◆迎春準備

◆迎春準備でにぎわうご当地の台所

ご当地の台所として知られる、全国各地の市場は、
迎春準備のための買い物客でにぎわっているようです。

ニュースを見ると、
福岡・「博多柳橋連合市場」は、
ブリは例年並みの1キロ約3000円。野菜は葉物が例年よりも高め。

兵庫・「明石魚の棚」は、
炭火で焼いた「にらみ鯛」が好評(体長約30~40cm、3~6000円の品が売れ筋)。

京都・「錦市場」は、
カズノコや昆布巻き、クワイなどおせち用の食材、葉ボタンやしめ縄など正月飾が人気。

大阪・「黒門市場」は、年末の1日当たりの人出が約10万人。
東京・「アメ横」は、カニやサケ、イクラ、スジコなどが高値。5日間で190万人の人出。

活気ある年の瀬で、よかった。
来年こそは、よい年になりますように。

2011/12/25

◆フグと伊藤博文



◆伊藤博文ゆかりの下関・春帆楼

冬の味覚「フグ」。
身は高たんぱく低カロリー、皮にはコラーゲンがたっぷり、
特に黒い皮はガン防止、脂肪にはDHAが含まれていて、
ボケ抑制効果もあるようです。

縄文時代から食されていた魚ですが、
豊臣秀吉は、家来たちが集団で食中毒死したことから、
「河豚食用禁止の令」を出しました。

それを解禁したのが、伊藤博文。
明治21年(1888年)ふぐ料理公許第1号になったのが、下関・春帆楼です。

この春帆楼は、明治28年(1895年)、
日清講和条約の調印会場として使用され、
お店に隣接する日清講和記念館には、
当時を偲ぶ椅子やテーブルなど会談の場が保存されています。

フグを味わいながら、歴史にも思いを馳せたひととき。
外は雪が舞っていました。メリー・ホワイトクリスマス!

2011/12/05

◆映画「しあわせのパン」

◆あなたの「ひとつだけ」は何ですか?

寒い季節に、心あたたまる映画「しあわせのパン」が届きました。

北海道・月浦。
洞爺湖のほとりの小さなまちにある
パンカフェのオーベルジュ「マーニ」。

りえさん(原田知世)と水縞くん(大泉洋)夫婦と
カフェに来る人たちの四季折々の思いを紡いだ物語です。

色味のいい北海道の野菜たち。
パンのおいしい香りもスクリーンから漂ってきそう。

主題歌は矢野顕子と忌野清志郎が歌う「ひとつだけ」。

封切りが心待ちです。

来年1月28日全国ロードショー。