2013/04/21

◆土のPH測定


◆野菜栽培に適した土のPHは6~7

ソラマメのお花見。
薄い紫の花弁に黒っぽい模様、おしゃれな花ですね。

見とれているのはつかの間で、
栄養を実に集中させるために摘花しなければなりません。

さて、今日は畑の例会日、みんなで土のPHを測定しました。  
どの畝も概ね6~6.5。  

野菜栽培に適した土のPHは6~7だそうです。        

2013/04/19

◆お菓子の神様

◆4月20日(土)に菓子祭前日祭

兵庫県豊岡市にある
お菓子の神様「菓祖 田道間守命(たじまもりのみこと)」
を祀る全国の神社の総本社、中嶋神社。

毎年4月第3日曜日に例大祭が行われますが、
前日にあたる明日、4月20日(土)には
菓子祭前日祭」が開催されます。

今年で3回目ですが、
お菓子を作る人のためのショップ
甲斐みのりの“お菓子博”
渡辺おさむのお菓子アートのワークショップ、など。

2013/04/15

◆牡丹と牡丹餅(ぼたもち)


牡丹餅(ぼたもち)の春夏秋冬

庭の牡丹が咲きました。
今年は桜も早咲きでしたが、牡丹も早い!

牡丹餅と書いて「ぼたもち」と読みますね。

江戸時代中期に出版された百科事典
「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」に
牡丹餅の項があります。



「牡丹餅および萩の花は形、色をもってこれを名づく」
私はいつも「おはぎ」と言っていましたが、
季節感を大切に、春と秋では使いわけた方がいいですね。

では夏と冬の呼び方は?

夏は「夜船」
(お餅をつく音がしないものなので、静かさを表現)
冬は「北窓」
(お餅をつかないので、月(つき)が見えない窓)
という説があるそうです。

2013/03/25

◆大坂、砂場のお蕎麦再現












◆文献を紐解いて、お蕎麦の歴史に触れるひととき

大阪の新町にかつて「砂場」という地名があり、
かつてその辺りに2件の麺るい屋さんがあったようです。
津の国屋さんといずみやさん。

当時のお蕎麦の世界へ誘ってくれる勉強会が、
京都の尾張屋さんで、開かれました。

上方のお蕎麦研究者らによる、古地図や
「二千年そでかがみ」や「摂津名所図会」などの
文献を紐解いての解説。

そのころの蕎麦は?の疑問に応えての再現もあり、
「食」の浪漫がたっぷり味わえました。

2013/03/17

◆イカナゴ休暇











◆イカナゴのくぎ煮は家庭の味

大阪湾や播磨灘でイカナゴの稚魚「シンコ」漁が解禁になって約1カ月。
「春告魚」の水揚げで、瀬戸内は春を迎えます。

友人たちとの昼食会でもイカナゴの話題に。

Tさん「私の会社、イカナゴ休暇があるの」

一同「へぇ~」

Tさん「イカナゴ漁は日曜日が休みで、平日の昼網で揚がるからね。
くぎ煮を炊くために、みんな競って平日に休暇を取ってる」

Jさん「うちでも60キロ作ったわ」

Tさん「熱いうちにパットに移して、扇風機やうちわで急いで冷ますと、
イカナゴがぴんと伸びてプロ仕上がりになるから、やってみて」

Sさん「今年は解禁日がいつもより数日早かったでしょ。予定がくるって困った」

一同「そうよね」

3月下旬まで続くイカナゴ漁。
家庭ごとにおふくろの味があって、くぎ煮は腕の見せどころ。
イカナゴ漁が続く3月下旬まで、路地にはおいしい香りがぷ~んと漂っています。

我が家のイカナゴといえば、お鍋からちょっと目を離した間に
煮汁がなくなってしまい、例年よりは濃い目の味になってしまいました。
う~ん、残念!

2013/03/16

◆メイタガレイの一夜干し











◆日本近海では40種類ものカレイが生息しています

今が旬のメイタガレイ。
今夜は、兵庫県の香住港で水揚げされた一夜干しを
味わうことにしました。

日本近海には、40種類ものカレイが生息しているそうですが、
私が知っているのは、恥ずかしながらほんの数種類だけ。

有名な城下カレイ(大分県日出町)は、「マコ(真子)ガレイ」。

京都で人気の笹カレイは、「ヤナギムシカレイ」で、
関東では柳カレイ、福井では若狭カレイとも呼ばれていますね。

種類ごとに旬の違いがあって、年中、カレイを食べることができるのは、
地の利のおかげ、海に感謝です。

2013/03/11

◆福島と日本全国を結ぶ「おむすびアート」

◆3.11を忘れないためにおむすび3万1100個が使われています

東日本大震災から丸2年。
東京の渋谷公会堂前の広場では、「おむすびアート」が制作されました。

3.11を風化させないために、
放射性セシウムが基準以下の福島県産のお米で、
3万1100個のおむすびを作り、
福島と日本全国を結ぼうというプロジェクトで、
主催は、慶応義塾大学と福島大学の学生さんたち。

忘れないことも、復興支援のひとつです。

2013/03/09

◆伝承料理家・奥村彪生さんの講演















テーマは「万葉歌と語る奈良時代の食と加工食品

伝承料理家・奥村彪生さんのお話によると、
縄文、弥生時代を経て、
奈良時代には、日本の食文化の根幹が作られたそうです。

思わず微笑んでしまう万葉歌があります。

≪醤酢(ひしほす)に 蒜搗(ひるつ)きかてて 
鯛願(たひねが)ふ 我れにな見えそ 水葱(なぎ)の羹(あつもの)≫

読み人は、こんな風に嘆いています。

『鯛のお刺身をにんにくなどの薬味を入れたポン酢で食べたいけれど、
目の前にあるのはミズアオイお吸い物だ』

鯛が食べたかったのですね。
藤原京跡から出土した木簡には、鯛の楚割(すわやり)という
鯛の身を縦に細く切って素干ししたものが記されています。
※鮭の楚割というと現在の鮭トバのこと

どうやら鯛は昔から好まれていたようです。

桜鯛の季節がまもなくやってきます。

2013/03/08

◆佐土原なすのロゴ誕生

◆「ヒゴムラサキ」の原種は、宮崎県の在来種「佐土原なす」

ナスの生産日本一といえば、熊本県。
「ヒゴムラサキ」という赤なすが有名ですね。

焼きなすにするのが最高!と言われていますが、
その原種が、宮崎県の在来種「佐土原なす」です。
宮崎市佐土原ナス研究会は、「佐土原なす」のブランド化を図るため、 ロゴを制作し、商標登録しました。

1980年代には姿を消してしまったのに、
県総合農業試験場で冷凍保存されていた種を、
地元の協力で復活させたという「奇跡のなす」だそうです。







2013/02/28

◆お米が食べられなくなる日

DVD『お米が食べられなくなる日』を観ました

お米について気になることといえば、
どの銘柄のお米がおいしいのかな?ということくらいで、
毎日食べている割には、あまり考えたことがありませんでした。

ところが先日
DVD『お米が食べられなくなる日』(制作・アジア太平洋資料センター)を
観る機会があって、コトの重大さに気付かされました。


戦後の政府による米国産小麦の消費奨励、減反政策。 1995年、工業製品を輸出する代わりに、農産物の輸入自由化を決めたこと。 効率化のため大規模化を進めようとしたが、それが失敗したこと。 こうした背景などが紹介されています。 そして主食であるコメを輸入自由化したら、どうなるか?という問題提起も。 

 いま、政府は環太平洋連携協定(TPP)交渉の参加表明に向けて、調整中です。
お米を食べる立場からも見守っていきましょう。


2013/02/20

◆ごまスパイス

◆鹿児島大学と喜界島の農家が共同開発

ごまスパイスの共同開発は、
鹿児島大学の学生さんが、ごま油を搾った後のかすを利用して
作ったスパイスがヒントになって、プロジェクトが始まったそうです。

スパイスの名称は「はっぴーあいらんどしゅがー」。
黒糖、シナモン、ココア、花良治(けらじ)ミカン、ゲットウの葉などと
組み合わされた8種類の試食品。

3月には商品化が予定されています。

若者の発想に拍手!です。

2013/02/11

◆トマトでつくった炭酸水

◆珍しいトマトの炭酸飲料水

鹿児島市で活動するNPO法人「ぐるっと鹿児島ネットワーク」は、
イタリアナポリが原産のトマト・サンマルツァーノを
種から鹿児島で育てて、栽培したトマトを使って、
炭酸飲料水を開発しました。

商品名を「トマトでつくった炭酸水 さつまルツァーノ」
1本(245ミリリットル)315円。

鹿児島とナポリは姉妹都市。いい交流ですね。

2013/01/31

◆まちなか植物工場

◆いろんな形の植物工場

商店街の空き店舗の活用事業を公募する自治体が増えていますが、
鳥取市が始めたのは、何と「まちなか植物工場」。栽培作物はルッコラです。

また、東日本被災地の陸前高田市には、8棟の工場ドームが建設され、
フリルレタスなど約3600株が毎日出荷されています。

矢野経済研究所の試算によると、植物工場で作られるレタス類の市場規模は、
2008度の約28億円から2015度は112億円、
2020年度には288億円と10倍の拡大が見込まれています。

庭用の小屋やキッチンにおける家庭用のキットもあり、
植物工場の未来が気になります。

2013/01/02

◆干支まんじゅう














◆お正月らしい和菓子です

「干支まんじゅう」をいただきました。
榮太樓總本鋪と家庭画報のコラボ商品だそうです。
  十二支、それぞれの表情の愛らしいこと。

餡は甘めですが、1つのサイズが小さいので
お抹茶にもいいですね。

2013/01/01

◆菜園NOTE

◆菜園に行くのがもっと楽しくなる予感

2013年、明けましておめでとうございます。

今年は、後回しになりがちな菜園の手入れを
こまめにがんばろう!と思ってます。

そのために「菜園NOTE」を活用することに。
カレンダーには、菜園用語の説明が書かれていたり、
栽培計画や栽培記録を記入できるページがあったり、
作物別の蒔き時や収穫時などもわかったり、
1年間の菜園生活をサポートしてくれるノートです。

最初のページに「菜園生活を始めて思うこと」が次にように書かれています。

≪土いじりは楽しい。朝早起きになった。なんだか元気になる。
天気予報がすき。お日様に感謝する。雨の日もうれしい。雨水は貯めよう。
月を見て笑う。食べ物を大切に。食卓が豊かになる。
落ち葉がお宝になる。生ゴミも大切。テントウムシはかわいい。
ミミズはえらい。優しい気持ち。みんな仲良くなれる。
人の輪ができる。循環すること。ちょっぴり自慢したい。≫

それ、わかるわかる、その通りよ!--と
菜園生活4年目に入る私も同感です。

ミミズを見つけると以前はギャー、今ではようこそ、ここへと歓迎気分に。
情けないことに、自慢できるような収穫物はまだまだですけれど。