2011/10/10

◆授業でアイス作り

◆特産品の岐阜えだまめでアイス

国産応援隊「ばいじゃぱん」でオリジナル・金ごまアイスを商品化したこともあって、
各地のアイス情報も気になりますが---、岐阜ではこんな取り組みがされています。

岐阜農林高校の動物学科では、週に1~2回アイス作りの授業がありそうです。
同校で飼育されている牛から搾られた牛乳と、岐阜の特産品「岐阜えだまめ」を
使って最近完成したのが、「枝豆アイス」です。

校内にある販売所「のうじょう君」ほかで販売されています。
若い人にも興味を持ってもらえそうな特産品活用例ですね。

2011/09/27

◆手づくり「国産の金ごまアイス」販売開始!



◆西山牧場とばいじゃぱんのコラボで生まれた手づくりアイス

のどかな田園風景が広がる兵庫県・西山牧場。

すくすくと育った乳牛から搾った新鮮なミルクと、
農薬を使わないで栽培された愛知県産の金ごまをたっぷり使った

西山牧場直送・手づくり「国産の金ごまアイス」が誕生しました。

国産応援隊「ばいじゃぱん」と西山牧場のコラボでできた、
自然な甘さと、国産金ごまの香ばしさ、粒々の食感が楽しめる
オリジナルアイスです。

本日から、ばいじゃぱんのサイトで販売いたします。
1セット(6個入)で、価格は2280円(税込)。

2011/09/25

◆きんかんジャム

 
◆丸口10cmビンで20本、ジャム作りに追われました!

空にはすじ雲、稲の穂がたわわに実り、周囲を見渡せばもう秋景色ですね。

今年の夏は暑さで、ハーハー、
庭のきんかんの実を高枝バサミで採るのに、ヒーヒー、
そしてジャム作りで、フーフ。

実がなったあと放っておくと、あっという間に鳥に食べられてしまうので
日の出と共に鳥との競争でした。

そのかいあって、きんかんがどっさり採れたので、覚悟を決めてジャム作り。
あく抜きのため、大きなお鍋に水と米ぬかも入れて一緒にぐつぐつ。
ゆっくり冷まして、よく洗ってから、ひとつひとつの実から種を取り出して---

この下ごしらえを何回も何回もやっているうちに、
気がつけばビン20本分もジャムができてしまったので、
ご近所へおすそ分け。(ご迷惑だったかも)

やっと“きんかんの夏”が終わり、“食欲の秋”の始まりです。

2011/09/15

◆金ごまの花畑プロジェクトに届いたメールより

  


◆20本も育ちました!

「金ごまの花畑プロジェクト」で金ごまの種を蒔かれた皆さん、
無事に収穫されたでしょうか?

プロジェクトに参加されたTさんからのメールをご紹介しましょう。

≪鉢に植え替えてから虫に葉を食いつくされて、やむなく抜いた分などを除くと
20本ほどしか残りませんでしたが、おかげさまで写真のように育ちました。
来年は、今年のミスを学習して少しでも増やして食べられたらと思いました≫

花が咲き始めると、青虫の10倍ほどの大きさの黄色い虫がどこからか出てきて、
あっという間に葉を食べてしまいます。
見つけては退治の繰り返しです。

キョロキョン畑(スタッフの有機農園)でも先週刈り取りをして、今は天日干しの真っ最中。
サヤがパチパチとはじけて、金ごまがシートの上にたくさん落ちています。
でも台風の影響で明日から雨模様らしいので、
雨が降っても大丈夫なように軒先に移すことにしました。

収穫した金ごまは、 来年の「金ごまの花畑プロジェクト」で皆さんにお分けします。
今年参加できなかった方やうまく育たなかった方、
ぜひ金ごまの栽培にチャレンジしてくださーい。

ゴマには、ゴマリグナン(セサミン)という成分が含まれてて、
活性酸素を抑える役割をします。

Tさんも来年はたくさん育てて、おいしい金ごまを食べてくださいね。

2011/08/21

◆手動で搾油体験

 

◆えごまの種子から搾った油は香ばしい!

手動の搾油体験イベントに参加しました。

えごまの種子を真ん中の筒状の部分に入れて
手前の長いバーを下に押すと---、
(思った以上に力が要りました)

一滴、また一滴とゆ~っくりポタリ。

なめてみると、香ばしいっ!
そしてさわやかな味です。

えごま油には私たちに不足しがちなα-リノレン酸が豊富に含まれていて、
コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。

酸化しやすいので、ドレッシングなど生で食べるのがいいようですが、
夏は、ビッソワーズ(冷たいじゃがいものスープ)のトッピングに
ひとさじ回しかけるのも、おすすめです。

2011/08/15

◆中国最古の農業全書「斉民要術」

◆6世紀の中国の耕作や乳製品、発酵、醸造、調理法などが書かれています

中国最古の農業全書「斉民要術」(せいみんようじゅつ)は、
540年頃(南北朝時代)、北魏の賈思勰(かしきょう)の撰。

「耕田」の項には、こんな一行も。
≪春には力の限り耕し、夏には努めて耘(くさぎ)り、秋に至って収穫を見る≫
やっぱり、太古の昔から夏は耘(くさぎ)り=草むしりなんですね。

耕作だけでなく、乳製品、発酵、醸造、
様々な作物の栽培法や調理法も紹介されています。

素食(しょうじんもの)の項の、「蒸茄子(むしやきなす)」の作り方を見ると、
茄子は種子のできていないものを用いる(種子ができるとまずくなる)。
竹刀か骨刀でこれを四破(よつわり)する(鉄ものを用いると変化して黒くなる)。
湯でゆがいて腥気(せいき=なまぐささ)をとる。
細切(みじん切り)した葱白を胡麻油で炒めて香づけし(蘇油=えごま油であればさらによい)
香醤たまり、葱白を茄子と合わせて炒めて、山椒、ショウガの端を加える。

約1500年も前の茄子のレシピのおいしそうなこと!
今に通じる中国食文化のすばらしさを伝えてくれる名著です。

2011/08/06

◆ごまの創作料理尽くし



◆夏バテ解消に、ごま!

ごま問屋さんのごまの創作料理店「世沙弥(せさみ)」に伺いました。

昨年まではゲストハウスとして使われていたそうで、
隠れ家風サロンの雰囲気が漂う贅沢な貸切空間です。

お料理は、ごまがふりかけられた「稚鮎のレモン酢づけ」から始まり、
ごまアイスやきなこをまぶしたごま餅、名づけて“ごまかし”まで、
ごま三昧を楽しみました。

中でも印象に残ったのが「活帆立のパパイヤ蒸し」。
パパイヤをくり抜いた中に活帆立が入った、とろみのある餡仕立てで、
金ごま油を1~2匙まわしかけていただくのですが、
コクが出て味が引き締まるのには、感心~。

金ごま油の上手な使い方ですね。

お好みでふりかけてください、と卓上に置かれたごまの炒り器もいいな。
深いので炒りたてでも飛び跳ねず、柄の部分が空洞になっているので、
柄を傾けてごまを取り出すことができる優れものです。