2012/01/13

◆牡蠣ぞうすい



◆一番温ったまるのが、牡蠣ぞうすい!

牡蠣の季節も後半戦に入りました。

晩秋の頃は、レモンを絞って生であじわったり、カキフライにしたり、
12月になると、グリーン色のポタージュや小松菜と合わせたクリームパスタ、
牡蠣の土手鍋に牡蠣ごはんも。

そして大寒を控えたこの時期は、牡蠣ぞうすいがイチバンです。
広島産や的矢産を買うことが多いのですが、
的矢牡蠣は、紫外線殺菌処理をした無菌で知られています。

三重県のHPには、東日本大震災の影響についての説明がありました。

(今回の震災に伴う津波により、浦村、的矢をはじめとした県内のカキ養殖漁場において大きな被害が発生しました。被害については地元の漁業者と行政等が協働して、現在復旧に取り組んでおります。 また、県では「的矢かき」を三重ブランドに認定しており、今後とも知名度向上に力を入れてまいります)
的矢産のタネガキは仙台・松島のものですし、
来シーズンもおいしくいただけることを祈っています。

広島から岡山、兵庫にかけての瀬戸内沿岸の牡蠣も格別ですよ!

変わりどころでは、兵庫県赤穂(あこう)・坂越(さごし)湾で育った
牡蠣を使った特大せんべいも登場しました。

1枚の直径が約40cm、チーズ風味で牡蠣が6粒も
閉じ込められていて、インパクト大あり。
ネーミングも赤穂にちなんだ「朝の匠のかき かき兵衛」。
こちらは、ちょっと楽しい牡蠣ですね。

2012/01/03

◆とちぎ・かんぴょう伝来300年

        

◆全体の約8割を栃木で生産

大阪が発祥の地と言われているかんぴょうですが、
栃木に伝来して今年で300年。
全体の約8割が、栃木で生産されています。

主産地の壬生、上三川、下野、小山、宇都宮・5市町を中心に
今年8月には、「とちぎ・かんぴょう伝来300年記念大会」が開催されます。

記念講演やパネルディスカッション、
ユウガオの実を使った創作料理の発表会、かんぴょうむきコンテストなど
同実行委員会(壬生町農務課)では、多彩な内容を企画中。

かんぴょうはユウガオの実を帯状に薄く長く削り、乾燥させたものですが、
低カロリーで食物繊維もたっぷり。煮物や炒め物にも重宝しますね。
保存のきく乾物なので食生活に上手に取り入れませんか。

余談ですが、「大阪食文化大全」(笹井良隆編、西日本出版社)に
神功皇后の時代から木津(大阪市浪速区)が
かんぴょうの産地だったことが書かれています。

その後、滋賀県の水口に伝わり、城主の鳥居伊賀守忠英が
下野国壬生城の城主に移動になったときに、ユウガオの種を
持ちこんだのが、栃木での栽培の始まりのようです。

2012/01/02

◆漫画「とり漫」

        

◆「まんが王国とっとり」は食を漫画で発信!
水木しげる氏、谷口ジロー氏、青山剛昌氏ら著名な漫画家を輩出してきた鳥取県。
食や観光資源などを全国に売り出すため、漫画「とり漫」を発行しました。

鳥取の食といえば、王者・松葉ガニも有名ですが、
牛骨ラーメンやとうふちくわなど、B級グルメのメッカ。
私は、砂丘で栽培されている大玉のラッキョウのファンです。

執筆陣は「クッキングパパ」のうえやまとちさん他で、
県出身者の漫画家たちも参画しています。

今年秋には、国際マンガサミット鳥取大会が開催されますが、
そのPRも兼ねた鳥取県の魅力を伝える1冊ですね。
A5判、172ページ。745円