2011/03/21

◆チャリティ『食のブランド「淡路島」』

        

◆東日本大震災の被災地を支援するチャリティイベントとして開催

淡路市の「淡路夢舞台」で今月19日(土)~21日(祝・月)まで、
食の通じて「淡路島」の魅力を発信しようと企画された『食のブランド「淡路島」』。

急きょ、東日本大震災のチャリティイベントの趣旨が追加されました。
会場内には募金箱が設置され、売上の一部も義援金に。

商談もできる10店を含む38ブースが登場。
「淡路島ぬーどる」「淡路島牛丼」「あわじ島バーガー」などのご当地グルメや
特産品「淡路島玉ねぎ」や希少品種の「ナルトみかん」など、
食の魅力あふれるイベントです。

被災地を支援しょうという各地の思いが積み重なると、
きっと大きな力になるでしょう。

2011/03/15

◆清涼寺の「お松明(たいまつ)式」

        

◆3月15日の「お松明(たいまつ)式」は京都三大火祭のひとつ

京都・嵯峨野の「清涼寺」(嵯峨釈迦堂)で、本尊の「三国伝来の釈迦像」に
手を合わせてきました。胎内に絹製の五臓六腑が納められているお釈迦様です。

東日本大震災で被災された人々の安寧の願いが、どうか届きますように。

毎年3月15日(お釈迦様入滅の日)に「お松明(たいまつ)式」がとり行われますが、
大文字の送り火、鞍馬の火祭と並ぶ京都三大火祭のひとつ。
高さ6~7m、の大松明を早稲、中稲、晩稲に見立てて、その燃え方で今年の作柄を占います。

ちょうど訪問時は、準備作業の真っ最中。

1月下旬ごろから境内で材料を乾燥させるようですが、
年々、松やツタのつるが手に入りにくくなり、確保するのがひと苦労とか。

「今年は思いのほか、よいつるが見つかった」と作業をされている方が、
安堵の表情で話されていました。

2011/03/06

◆妙高こそば在来と稲核(いねこき)在来

◆在来種の利(きき)蕎麦講座

岐阜県下呂市「仲佐」主人・中林新一さんと、
新潟県妙高市「こそば亭」主人・市村晋也さんのコラボレーション。
蕎麦web大学の「利(きき)蕎麦講座」に参加しました。

中林さんは『稲核(いねこき)在来』、市村さんは『妙高こそば』
お二人が使っているソバは、希少な在来種で、どちらも小粒。
一般市場には流通していないため、自分たちで栽培されています。



中林さんは小麦をつなぎにして、加水を少なく固めにこねるのがポイント。
ゆで時間を80秒前後とやや長くして、やわらかな食感に仕上げます。



市村さんは、つなぎに地域で自生しているオヤマボクチを少量混ぜ、
空気を含ませながらやさしくこねていきます。
流れるような打ち方なのに、出来上がりは香りがありやや硬めの
しっかりした蕎麦に。

打ち手のこだわりが、個性を作りだすのですね。

お二人のすばらしい蕎麦打ちの技術を目の前で見ることができ、
打ちたてをいただくこともできた貴重な講座でした。

2011/03/05

◆野菜寿司

        

◆野菜スイーツ「ポタジェ」が野菜寿司のお店をオープン

ウニは金時ニンジンで、ホタテはエリンギで。
見た目は海鮮そっくり、でも実施に使われている食材は野菜たち。

野菜スイーツでおなじみのパテシェ・柿沢安耶(あや)さんが、
野菜寿しポタジェ」を六本木ヒルズにオープンさせました。

握りのごはんも白米だけでなく、古代米などのバリエーションも。

遊び心が感じられる“畑のお寿司屋”さんです。

2011/03/04

◆映画「アンダンテ~稲の旋律~」

◆2010年度最優秀プロデューサー賞(サーブ賞)を受賞!

泥から生まれる美しい稲の海。

映画「アンダンテ~稲の旋律~」は、新妻聖子演じる主人公の千華(ちか)が、
めぐりあった人々とのつながりの中で、失われた心を取り戻していく「人間再生」物語。

千華の支えになる、千葉の農家の長男役に筧利夫さん。

アンダンテは、音楽速度を表す言葉で「歩くような速さで」。
大丈夫、転んだっていいんだよ----、長い人生ですから。

心まで変えていく「食の力」にも勇気づけられます。