2010/09/30

◆米・トレーサビリティ法

◆明日、10月1日から施行されます

2008年9月に発覚した汚染米不正転売事件から2年。
再発防止に取り組むために「米・トレーサビリティ法」が
明日、10月1日から施行されます。

お米だけでなく、米加工品の流通経路の透明性を高め、
食の安全性を脅かす問題が発生した場合は、
責任の所在を明確にできるという制度です。

ただし適用外商品も多く、不正防止効果はどこまであるのやら。

来年7月からは、一般消費者に向けて商品ラベルや飲食店のメニューなどにも
原料米の産地情報記載義務も加わります。

それでも偽装との追いかけっこは、続きそうです。
見直すべきは、制度ではなく良心の在り方。難しいコトです。

2010/09/29

◆しかくまめ(うりずん)の花とさや


◆沖縄でよく栽培されていて、ほどよい苦みが特徴です

5年ほど前に友人から「しかくまめ(うりずん)」を教えてもらい、
機会があれば栽培したいな、と思っていました。

熱帯地方原産ですから、今年の暑さもへっちゃら。
青紫色の蝶々のような花が咲いて、さやもしっかり実りました。

写真では四角い形がわかりますか?
角にひらひら翼がある、ツル性植物です。

食べてみると、食感はコリコリ。
ゴーヤほどではありませんが、ほどよい苦みがあります。

天ぷらやさっと湯がいてマヨネーズあえに。
栄養価の高い野菜なので、元気回復にもってこいですよ。

2010/09/28

◆農業機械のレンタル


◆ミニ耕運機も1日単位で貸し出しOK

日立キャピタル(東京)が、兵庫楽農生活センター(神戸市)で
一般向けの農業機械のレンタル事業を始めました。

1.6~6.2馬力の耕運機や15~17馬力のトラクターなどを、
1日単位で貸し出しをしてくれます。
料金は4000円~1万8000円。

家庭菜園や新規就農者には嬉しいサービスです。

キョロキョン畑の耕作は原始的。三本鍬(くわ)で汗かきかきやってます。
レンタルのミニ耕運機を使えば、ラクそうだし深く耕せそうですね。

2010/09/27

◆「やさいのおしゃべり」


◆やさいたちの声が聞こえますか?

絵本「やさいのおしゃべり」(作:泉なほ、絵:いもとようこ、出版:金の星社)。

冷蔵庫から、やさいたちの秘密のおしゃべりが聞こえてきました。

放ったらかしにされて、しわしわになった大根さん、
かぼちゃくんやしょうがさんもわが身を案じています。
ごみ箱へ捨てられたらどうしょう---とみんな心配顔。

私も身につまされることばかり。

「やさい炒め」でも作って、やさい室の大掃除をしようかな、
という人もきっといるでしょう。

お母さんたちも読んでくださーい。

2010/09/26

◆グリーンフラッグ(緑の旗)

◆山形県庄内地方発の新たな取り組みです

「無添加で化学調味料を使わず、安全・安心な国産食材を提供する」

この趣旨に賛同する企業が集まって『良い食の会』が発足。
山形県庄内地方発の新たな取り組みです。

「良い食の会」が提唱する基準を満たす39店舗からスタート。
各店には「グリーンフラッグ(緑の旗)が掲げられ、
県内で100店の加盟店をというのが、当面の目標だそうです。

北海道発の「緑のちょうちん」に続いての「グリーンフラッグ(緑の旗)」。
消費者が安心して食を楽しめるためにも、喜ばしい運動ですね。

2010/09/25

◆あるく みる きく

◆周防大島出身の民俗学者・宮本常一氏のこと

今朝のニュースによると、
山口県の周防大島で「大島みかん」の出荷が始まったようです。

名物料理が海の幸のお鍋に、焼きみかんを入れた「みかん鍋」というくらい、
みかんが特産の“みかん島”です。

でも周防大島と聞いて私が真っ先に思い浮かべたのは、
この島出身の民俗学者の宮本常一(つねいち)氏のこと。

全国を旅しながら、地域活性化を唱え具体化していった実践者です。

かつて宮本氏が発行した旅雑誌『あるく みる きく』が、
地域別、テーマ別に全25巻に再編集され、
「あるく みる きく双書 宮本常一と歩いた昭和の日本」と題して
農文協から今月配本が始まりました。

図書館もこんな全集こそ所蔵してほしいなぁ。

2010/09/24

◆映画「テッラ・マードレ(母なる大地)」

◆巨匠エルマンノ・オルミ監督のドキュメンタリーです

スローフードという言葉はよく耳にしますが、
何をいわんとしているのか、私の中ではぼんやりしていました。

スローフード発祥の地・イタリアでは、
2004年から「テッラ・マードレ」という国際会議が、2年に一度5日間にわたって
食に関するテーマのもと開催され、世界153カ国から7000人以上の人が参加しています。

国際スローフード協会のカルロ・ペトリーニ会長による原案が
巨匠エルマンノ・オルミ監督によって、
静かな映像で見せるドキュメンタリーになりました。

2008年の「テッラ・マードレ」の様子や参加者の声、
ノルウエーの最新の世界種子バンクのオープニング、
ヴァンダナ・シヴァ同協会副会長が語る生命連鎖やタネの重要性、
世界各地で食糧としての命に向き合う人々---など

この映画の根底に流れるものが、スローフードの理念であり、
運動に取り組む人々の怒りが、現状を変えていくのかな、と
自問しながら観終えました。

「孤立無援ではなく、世界中に仲間がいてつながっていることを実感し、
自分が毎日していることへの迷いがなくなった」

「テッラ・マードレ」に参加したある農家の感想です。
スローフードが明日へ続いていくための、心強い発言です。

2010/09/23

◆うれしいお便り


◆種をいただいた金ごまができました-----

今春、奈良で農家をされているSさんに金ごまの種をお分けしたら、
思いがけず、本日、お手紙と写真と共に金ごまが届きました。

≪前略 
 今年はことの外暑い夏でしたがお変わりありませんか。
 種をいただいた金ゴマができましたので少々お送りします。
 今年は肥料も良く効いて、天候にも恵まれて
 良いできと思っています。
 ハ月末に取り入れをし、外干しに1週間、後処理
 (カラ分け、砂とり、未成熟種の選別、仕上げ)に1週間、
 遅くなりましたが先日出来上がりました。
 少しですがご賞味ください。  草々≫

奈良は、太古の昔からごまが栽培されていた地です。
きっと金ごまも適地適作だったのでしょう。

Sさん、本当にありがとうございました。

2010/09/22

◆Bonadea(ボナデア)完熟枝付干しぶどう

◆ひと房、まるごと国産干しぶどうですよ

高級ぶどうの産地・山梨県笛吹市では、
NPO法人ふえふき旬感ネットが、ロザリオビアンコで商品化した
「Bonadea(ボナデア)完熟枝付干しぶどう」が話題になっています。

昨年は山梨おみやげ博覧会「New Gift Preview in やまなし」の
県外者が選ぶおみやげ部門で1位。

そして今年はギフトショー「グルメ&ダイニングスタイルショー秋2010」の
新製品コンテストで準大賞を受賞!

この秋収穫される笛吹産のぶどうで作った商品は、
NPO法人のHPで予約受付中です。

枝付干しぶどうは、ワインのおつまみプレートで
チーズなどに添えられていたりしますが、
笛吹産のは芳醇だそう、一度味わってみたいですね。

2010/09/21

◆虎屋茶寮の「宇治金時」


◆お抹茶の風味がきいた宇治蜜です

暑さ寒さも彼岸まで---暑さもやっと終盤ですね。

ひんやりした夏の思い出は、京都・虎屋茶寮の「宇治金時」でした。
宇治蜜はお抹茶のコクがあり、小サイズなら量もほどほど。
お好みで白玉、練乳、宇治蜜、杏などが、追加トッピングできるのも嬉しい。

このお店は、建物も数寄屋風で落ち着きます。
設計は「グッドデザイン賞」(財・日本産業デザイン振興会主催)の
審査委員長も務められている建築家・内藤廣さん。

隣接する虎屋京都ギャラリーでは、虎屋さんと「京都・和菓子の会」が企画した
「寅(とら)年の菓子を愉(たの)しむ展」が今月26日(日)まで開催中です。

虎をイメージした和菓子や秋のお干菓子が並び、
和菓子研究家で茶人の故鈴木宗康さん収集の虎にちなんだ茶道具、
鈴木家所蔵のお菓子の資料なども展示されています。

2010/09/20

◆キョロキョン畑の金ごま


◆酷暑のおかげで、金ごまは豊作です

有機家庭農園の例会日、20人ほどの仲間が集まる作業日です。

さっそく草刈りから。
雑草もまいってしまう暑さだったのか、根が枯れていて、
軽く引っぱるだけでカンタンに抜けたので、随分とはかどりました。

次はたい肥づくり。
以前仕込んだ高さ1mほどのたい肥の山を切り返し(混ぜること)。
新たな場所に夏野菜収穫後のつるや、葉っぱなどを積み上げて、
米ぬかなどを加えて水をかけ、ビニールシートで覆うという力作業です。

そして、やっとティータイム。
メンバーのお菓子名人が手作りされたアップルパイをいただきながら、
お互いに自分の畑の不出来ぶりをガヤガヤ。

「コンニャクは葉や茎はしっかりしているのに、土中で腐ってた」
「私もスイカ全滅」
「ヤーコンなんていつもの半分の大きさしかない」
「大豆は、花が咲いたときに水やりに来れなかったので、
典型的な水不足の症状。さやはあるのに実がないなぁ」

最後には「あの暑さだったから仕方ない」と異常気象のせいにして、
丸く納まりました。

キョロキョン畑の金ごまは、おかげさまで豊作でした!
収穫した金ごまはタネとして、育てたい方にプレゼントしようという
プロジェクトも企画中です。 お楽しみに。

2010/09/19

◆経済学者・内藤忍さんのブログで読んだ、油のこと

◆毎日自分が食べている油は、どんな風に作られているか知っていますか?


各界で活躍されている方のブログを拝見するのは、楽しみのひとつです。

経済学者・内藤忍さんのブログは、経済の話題やグルメ情報などが満載。
先日は、油がテーマでした。タイトルは、
『毎日自分が食べている油は、どんな風に作られているか知っていますか?』

内藤さんが、食生活研究家・魚柄仁之助(うおつか じんのすけ)さんのことを
書かれていますが、その一部をご紹介しましょう。

≪魚柄さんのお話によれば、油の精製法には大きく圧搾法と、抽出法の2つがあり、
圧搾法の場合、「玉締めしぼり」という方法だとゴマに含まれている油のうち
25%ぐらいしかしぼれとれない代わりに、油はエグミのないまろやかなものになる。

ところが、抽出法というのはゴマや豆を加熱した後、石油から作られた
溶剤(ノルマルヘキサンなど)で 溶かして、それを60度に加熱して溶剤を蒸発させて油を作る。
この方法だと90-98%の 油が取れると言います。つまりこちらの方が効率がよく、
価格も安いということになるのです。
(中略)これを見ると安い油は使ってはいけない、という気分になってくるのです。≫

同感です。私も油のことを知れば知るほど、
高くてもよい製法の油を使うことを心がけるようになりました。

2010/09/18

◆行楽日和にいなりずし



◆金ごまをすってたっぷり混ぜておきました

朝の空気がさわやかになってきました。
3連休は行楽日和になりそうですね。

ハイキングのお弁当に朝からいなりずしを作りました。
意外と手間がかかるな、と作るたびに思いますが、
野外で食べると格別おいしいのも、いなりずしですね。

先日、NHKの番組「ためしてガッテン」を見ていると、
ごまは、すり鉢でゆっくりすると味がでていい、とのことでした。

仕上げにすった金ごまをたっぷりと。では行ってきまーす。

2010/09/17

◆「松ちゃん農園」の玉ねぎがあとわずか!

◆淡路島産の玉ねぎはミネラルもたっぷり

淡路島の「松ちゃん農園」から
「玉ねぎがもうあとわずかになったよ」と連絡がありました。

「松ちゃん農園」の玉ねぎは、甘くてやわらかくて---、
一度食べておいしさが実感できてからは、
少し高めでも、私も納得して買っています。

人気商品だけに、あっという間に残りわずかになってしまいましたね。
ご希望の方は、どうぞお早めに

少しだけ気温も下がってきたので、揚げものでもしようかなと
夕食に「マルメロさんのレシピ」を見ながら
「淡路島産玉ねぎのフリット 青海苔風味」を作ることにしました。

半分に切った断面の美しさ、食材がいいと作りがいもありますね。

2010/09/16

◆日本原産のわさびが世界へ

◆わさびの学名は「ワサビア・ジャポニカ」

わさびは日本原産の植物で、その名は奈良時代の書物に出てきます。
学名は「ワサビア・ジャポニカ」(Wasabia Japonica)

宮崎県加美町の薬莱(やくらい)山のふもとで栽培された
「薬莱わさび」が台湾で人気を集めているようで、世界進出のための
第1歩を踏み出したようです。

日本のわさびのデリケートな味わいと香り、その食文化を
海外の方と共有できるって、いいですね。

2010/09/15

◆シャインマスカット

◆4拍子そろったマスカットです

甘くて、種なしで、皮ごと食べられて、大粒で---
なんと4拍子そろったのが「シャインマスカット」です。

私が口にしたのはたった一度だけ。おいしかった!
生産量が少ないので、なかなか手に入りません。

各地で栽培研修会も開かれているようですが、
個人的にも普及が待たれるマスカットです。

2010/09/14

◆「岡山のゲタ」から「おかやまのソール」へ

◆ブランド化のためにネーミングが改められました

岡山で「ゲタ」と呼ばれるのは、シタビラメの総称で庶民の魚です。

岡山県漁業協同組合連合会では、この「ゲタ」をブランド魚として
広く流通させようと、ネーミングを一新。

ドーバー海峡で獲れるシタビラメは「ドーバーソール」として有名なので、
それにあやかってか、ブランド名は「おかやまソール」に決まりました。

さて、「関サバ」のような評判ブランドになるでしょうか?

9月下旬から試験出荷が始まるようです。

個人的には「おかやまのゲタ」に愛着を覚えますけど---。

2010/09/13

◆ビックリ!世界のタネ展


◆世界最大のタネって両手でじゃないと持てないよ

新潟県立植物園で、企画展示「ビックリ!世界のタネ展」を開催中。

世界最大のタネ「オオミヤシ」は、つやつやと黒光り!
ライオンも殺してしまう強いタネ「ウンカリナ・ステルリフェラ」や
クルミにそっくりな「ジュズボダイジュ」など珍しいタネが大集合。

子孫を確実に増やすために、さまざまに変化したタネたちの
進化の過程は不思議がいっぱいです。
期間は11月14日(日)まで。

2010/09/12

◆いちじく・ロードス

◆果肉が真っ赤、酸味も少々、なつかしい味がします

農家さんの畑を訪問するたびに、新しいおいしさに出合えます。
畑で、2種類の珍しいいちじくを食べました。

ひとつは、皮が青いまま熟す「バナーネ」。
果肉はやさしい赤ピンク色。
皮が薄くてそのまま食べられますが、つぶれやすいのが難点のよう。

もうひとつは「ロードス」(=写真)。
ギリシャのロードス島で発見された品種です。
果肉は鮮やかな赤色、甘いけれど酸味もあってなつかしい味。

私の好きな味でした。

いちじくは秋の季語。
スーパー残暑の合間に、秋の気配も感じられるようになってきましたね。

2010/09/11

◆「EEIE(いい家)」のサイトに登場

◆「ばいじゃぱん」のスタッフが案内役を務めました


「関西電力グループ」と関西の出版社「京阪神エルマガジン社」が
プロデュースする、快適な暮らし方提案サイト「EEIE(いい家)に、
国産応援隊「ばいじゃぱん」のスタッフが登場!

≪播磨に残る在来種の伝統野菜“えび芋”と“ニンニク『ハリマ王』”≫
というタイトルで、生産者への案内役(ナビゲーター)を務めました。

えび芋もニンニク『ハリマ王』も郷土が誇る在来種です。

2010/09/10

◆泡盛の原材料はなぜタイ米?

◆最近は国産米も登場してきたようです

「南風(なんぷう)」という泡盛の新酒(30度)と古酒(43度)を飲み比べました。
県外に泡盛を普及する目的で48蔵元のうち、46社が出資して設立された
「沖縄県酒造協同組合」が販売している泡盛です。

新酒は1年もので、古酒(クース)は3年以上のものを言いますが、
試したのは、10年もの。

最初に口に含んだときは、わぁーきつっ!
でも香りがよくて、まろやかさと深い味わいのとりこに。

「泡盛」とは、黒麹菌を使った米麹と水を発酵させて蒸留した、
純米のお酒で、沖縄県内で造られたものだけをさします。

だからでしょうか、お料理もラフテーなど沖縄の味が合いますね。

キーワードは3つ。
「黒麹菌」、「クエン酸」そして「タイ米」です。

風味の決め手になるのが、蒸米に散布する「黒麹菌」。
「クエン酸」には雑菌抑制効果があるので、
気温の高い沖縄でも1年中泡盛を造ることができるのだとか。

ちなみに日本酒には黄麹菌、焼酎には白麹菌が使われています。


原材料の「タイ米」は、100%タイからの輸入です。
疑問に思ったのは、国産米でなくてなぜタイ米なの?

それは、適度に含まれている油分がポイントで、
製造方法もタイ米(インディカ米)で考えられているからだそう。

最近は、チャレンジャーも現れ「国産米の泡盛」も商品化されているとか。
国産応援隊「ばいじゃぱん」のスタッフとしては、喜ばしいこと。
それを理由に、それではもう1杯!

>
 

2010/09/09

◆野菜の目利き人・内田悟さん


◆内田悟さんの野菜塾が、本になりました

青果卸・築地御厨(みくりや)の内田悟さんは、野菜の目利き30年のプロ。

野菜を知って、おいしく食べるためにと「野菜塾」を開かれています。
「野菜塾」3年間のエッセンスが、本になりました。

タイトルは、「子どもと大人のやさいの本」
~やさいのことがよくわかる、やさいの見かた~
【発売元:芸文社、924円(税込)】

「野菜はまるいものがいい」「内田流野菜の見かた8カ条」など、
盛りだくさんの内容です。

野菜は種をつけて、やがて枯れていく。
そのことををしっかり知ってほしい、と内田さん。

野菜塾のHPでも、動画でいろいろ学べますよ。

2010/09/08

◆来年の「B-1グランプリ」は姫路へ

◆「姫路おでん」は、ショウガじょうゆで食べるのが特徴!

B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」は、回を重ねるごとに大盛況。

今年は、「厚木シロコロホルモン」で知られる神奈川県厚木市で、
9月18日(土)、19日(日)に開催されます。

そして来年は、いよいよ関西・兵庫県姫路市へ。
ショウガじょうゆで食べる「姫路おでん」が、名物料理です。

今夕、姫路市で催された「スローフードな縁日」(播磨スローフード協会主催)でも
「姫路おでん」の屋台を見つけました。

ショウガじようゆでさっぱりと。残暑厳しい季節にもおすすめです。

2010/09/07

◆上海万博の「日本全国特産品展示販売会」

◆クラシック音楽で熟成された焼酎が注目を集めたようです

上海万博の日本館では、
「日本全国特産品展示販売会」が始まりました。

「そこまでやるのか」と、中国の新聞社が記事に取り上げたのが、
クラシック音楽を聞かせて熟成させた焼酎です。

お酒に音楽を聞かせると、
音による振動が酵母や水分子の状態に
良い影響を与えるのだとか。

中でもクラシックは多様な震度で演奏されているので、
効果への期待が高い、ということでしょうか?

聞かせたものと、そうでないものの利き酒をしたいですね。

2010/09/06

◆小学生がマグロ解体体験

◆宮城県塩釜市で、メバチマグロを丸ごと解体

今日の河北新報によると、
宮城県塩釜市の月見ケ丘小学校4年生84人とその保護者たちが、
塩釜港に水揚げされたばかりの約90キロのマバチマグロを
解体体験したそうです。

子供たちも包丁で頭を切り落としたり、大きなブロックに切り分けたり、
マグロの鉄板焼きをいろんな味付けで試食したり---。

この授業は、市団地水産加工業協同組合による魚食普及事業のひとつ。
こんな食育を経験できるなんて、日本有数のマグロ水揚げ基地だからですね。

2010/09/05

◆「遺伝子組み換え食品」の表示

◆遺伝子組み換え農産物で作られた油には、表示がありません

遺伝子組み換え(GM)食品が、
日本の市場に出回るようになって、はや10数年。

国内での商業栽培はまだ認められていませんが、
現在、7つの農産物の「遺伝子組み換え食品」の
輸入、販売が許可されています。

大豆(枝豆、大豆もやしを含む)、とうもろこし、ばれいしょ、
なたね、綿実、アルファルファ、てん菜です。

上記加工品には、使用の有無についての表示が定められていて、
遺伝子組み換え使用と、遺伝子組み換え不分別の2種類あります。

「使用」という表示は、実際にはほとんどみかけません。
「不分別」の表示は、GMと非GMを分けずに使っているという意味で、
実質的にはGMを使っていると言われています。

ただし要注意として、たとえGMを原材料として使っていても、
その遺伝子が製品中に残っていない場合は、
何も表示しなくてもいい、ということです。

この例としては、油や醤油が当てはまります。
何も表示がない場合は、GMが使われている可能性が高い!

使われていない商品には、消費者を意識して、
「遺伝子組み換えでない」と任意で表示されているケースが多いですね。

「ばいじゃぱん」で販売している北海道産のなたね油は、
「遺伝子組み換えでない(非遺伝子組み換え)」で、希少品です。

油を買われるときは、ぜひ表示もチェックなさってください。

2010/09/04

◆いろんな油講習会

◆200年の歴史ある油専門店「山中油店」で学んできました

創業は江戸後期という、京都にある油専門店「山中油店」。
今のお店は安政2年(1855年)の建物だそうです。

食用から美容用、建築用まで50種類近い油が商いされています。

「山中油店」主催の「いろんな油講習会」に参加しました。


玉締めしぼり胡麻油やオレンジオリーブオイルなど、
いろんな油をそうめんつゆにたらして、そうめんを食べ比べてみると
それぞれに違うおいしさが楽しめて、ちょっと驚きの発見。

ザーサイをトッピングした冷ややっこに
落花生油で作られた自家製ラー油をかけるとGood!でした。


この自家製ラー油は、熱した落花生油の中に、
一味とうがらしやごま、コチジャン、フライドガーリック、粉かつおぶし、
フライドオニオン、はちみつ、醤油などを混ぜ合わせたもの。

健康のためにも、良質の油を摂ることは大切でしょう。
油のこと、もっともっと知りたいですね。

  

 

2010/09/03

◆金ごまで「白和え」


◆冷ややっこ続きだったので、たまには「白和え」を

9月に入っても暑すぎる---ぅ。

冷ややっこの出番が多かったので、ちょっと飽きてきました。
そうだ! たまには「白和え」でも作ろっかな。

お豆腐は、湯通しして重しをして、半分の量になるくらいまで水切り。
ニンジン、コンニャク、シイタケ、それと畑でもらったキュウリも小さく刻んで、
味をつけたおだしで下煮して、そのまま冷やしておきます。

炒った金ごまをすりばちですった中に、お豆腐も下煮の具も入れて、
白味噌や醤油、みりん、塩などで味を整えたら出来上がり。

金ごまを使ったので香りのいい「白和え」になりました。

2010/09/02

◆日本最古のかぼちゃ

◆400年以上も前に伝わった三毛門南瓜(みけかどかぼちゃ)

カンボジアから豊後国(現在の大分県)を経てもたらされた
三毛門南瓜(みけかどかぼちゃ)。
品種改良が行われていない原種で、色は淡いオレンジです。

一時は途絶えたとも言われていましたが、
豊前市三毛門地区ほかで栽培が続けられています。

今日の毎日新聞によると、
豊前市立三毛門小学校3年生60人が栽培にチャレンジして、
120個を収穫したそうです。上手にできてよかった!パチパチ。

三毛門南瓜保存会では、この渡来種の歴史やレシピを伝えようと、
「三毛門南瓜今昔物語」も出版されています。

2010/09/01

◆遠隔農場「テレファーム」

◆自宅に居ながら有機無農薬野菜の栽培ができる!

(株)テレファーム(愛媛県松山市)が、ユニークなサービスを開始しました。

WEB上で有機無農薬野菜の作付や栽培方法などを指示すると、
現地の生産者が実際の畑で作業を代わりに行ってくれます。

つまり、自宅に居ながらにして収穫までできてしまうというのが、
遠隔農場「テレファーム」サービスです。

収穫量が多いものは、サイトで販売まで可能だそう。

汗もかかずにらくちんのようですが、土に触れる楽しみはありませんね。