2012/01/03

◆とちぎ・かんぴょう伝来300年

        

◆全体の約8割を栃木で生産

大阪が発祥の地と言われているかんぴょうですが、
栃木に伝来して今年で300年。
全体の約8割が、栃木で生産されています。

主産地の壬生、上三川、下野、小山、宇都宮・5市町を中心に
今年8月には、「とちぎ・かんぴょう伝来300年記念大会」が開催されます。

記念講演やパネルディスカッション、
ユウガオの実を使った創作料理の発表会、かんぴょうむきコンテストなど
同実行委員会(壬生町農務課)では、多彩な内容を企画中。

かんぴょうはユウガオの実を帯状に薄く長く削り、乾燥させたものですが、
低カロリーで食物繊維もたっぷり。煮物や炒め物にも重宝しますね。
保存のきく乾物なので食生活に上手に取り入れませんか。

余談ですが、「大阪食文化大全」(笹井良隆編、西日本出版社)に
神功皇后の時代から木津(大阪市浪速区)が
かんぴょうの産地だったことが書かれています。

その後、滋賀県の水口に伝わり、城主の鳥居伊賀守忠英が
下野国壬生城の城主に移動になったときに、ユウガオの種を
持ちこんだのが、栃木での栽培の始まりのようです。

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