2011/03/15

◆清涼寺の「お松明(たいまつ)式」

        

◆3月15日の「お松明(たいまつ)式」は京都三大火祭のひとつ

京都・嵯峨野の「清涼寺」(嵯峨釈迦堂)で、本尊の「三国伝来の釈迦像」に
手を合わせてきました。胎内に絹製の五臓六腑が納められているお釈迦様です。

東日本大震災で被災された人々の安寧の願いが、どうか届きますように。

毎年3月15日(お釈迦様入滅の日)に「お松明(たいまつ)式」がとり行われますが、
大文字の送り火、鞍馬の火祭と並ぶ京都三大火祭のひとつ。
高さ6~7m、の大松明を早稲、中稲、晩稲に見立てて、その燃え方で今年の作柄を占います。

ちょうど訪問時は、準備作業の真っ最中。

1月下旬ごろから境内で材料を乾燥させるようですが、
年々、松やツタのつるが手に入りにくくなり、確保するのがひと苦労とか。

「今年は思いのほか、よいつるが見つかった」と作業をされている方が、
安堵の表情で話されていました。

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