◆イカナゴのくぎ煮は家庭の味
大阪湾や播磨灘でイカナゴの稚魚「シンコ」漁が解禁になって約1カ月。
「春告魚」の水揚げで、瀬戸内は春を迎えます。
友人たちとの昼食会でもイカナゴの話題に。
Tさん「私の会社、イカナゴ休暇があるの」
一同「へぇ~」
Tさん「イカナゴ漁は日曜日が休みで、平日の昼網で揚がるからね。
くぎ煮を炊くために、みんな競って平日に休暇を取ってる」
Jさん「うちでも60キロ作ったわ」
Tさん「熱いうちにパットに移して、扇風機やうちわで急いで冷ますと、
イカナゴがぴんと伸びてプロ仕上がりになるから、やってみて」
Sさん「今年は解禁日がいつもより数日早かったでしょ。予定がくるって困った」
一同「そうよね」
3月下旬まで続くイカナゴ漁。
家庭ごとにおふくろの味があって、くぎ煮は腕の見せどころ。
イカナゴ漁が続く3月下旬まで、路地にはおいしい香りがぷ~んと漂っています。
我が家のイカナゴといえば、お鍋からちょっと目を離した間に
煮汁がなくなってしまい、例年よりは濃い目の味になってしまいました。
う~ん、残念!
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