2011/10/27

◆小豆島そうめんとごま油

          

◆小豆島そうめんは、手延べするときに特産の天然ごま油を使います

江戸時代の初め。お伊勢さん参りに行った小豆島の方が、
旅の途中で立ち寄った大和の三輪で手延そうめんづくりの手法を持ち帰り、
そうめん作りが始まったようです。

気候風土が合ったため、今では三輪そうめん(奈良県)、播州そうめん(兵庫県)と並ぶ
日本三大産地のひとつになっています。

小豆島そうめんの特徴は、
中力粉を用いるため、ややモチモチ感があること。
そして手延べするときに島の特産物の天然ごま油が使われていること。
ごま油の風味が感じられます。

手延べされたそうめんは、天日干しに。
真夏以外は、島のあちこちで年中見られる風景です。

これからの寒い季節には「釜揚げ」がおすすめ。
土鍋でお湯を沸騰させた中に、中細麺を入れて2分少々。
さし水はしない方がおいしくできますよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿