◆大晦日はおそばをたっぷり
いつの頃からでしょうか。おそばが好きになりました。
味や香りがゆっくりとですが、
五感をゆさぶってくれるような気がします。
ゆく年に感謝しながら、
お昼はなじみのお店で、
夜は我が家で。
今年も多くの方々にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。
2012/12/31
◆国産の種はいずこへ
◆野菜の種の国内での採種率は1~2割
農作物の種を自家採種する農家がどんどん減っていき、
種は種苗会社から購入する人が増えています。
販売されている種の多くは、F1種と呼ばれる1代限りの種で、
海外で委託採種されたもの。
種は、種苗会社が供給するものだと思っていると、
やがて遺伝子組み換えの種しか手に入らなくなるかも
しれません。そうなってからあわててもあとの祭り。
この状況に警告を鳴らす記事が朝日新聞(12/25付)に掲載されました。
記事によると、野菜の種の国内での採種率は1~2割だそうです。
自家採種は面倒ですが、今年は武庫一寸そら豆の採種にトライしました。
その苗が厳冬の畑で育っています。
2012/12/22
◆広島湾のカキと事故
◆昆布の上にむき身を載せてお酒で蒸し上げます
生産量日本一(シェア率は約60%)を誇る広島湾のカキ。
おいしい食べ方のひとつが「松前蒸し」です。
直接火にかけられる浅鍋に、昆布をしき、カキのむき身を並べて酒蒸しに。
ポン酢でいただくのがおすすめ。
ところで、カキ好きとして腹立たしいのが、広島湾での相次ぐ事故のことです。
タンカーや大型船が「カキいかだ」に乗り上げたり、壊され流されたり。
12月に入って7件もの事故があり、大きな被害が出ているようです。
打つ手はないのでしょうか---。
2012/12/09
◆カニカニ合戦
◆タグの色は産地によって変わります
8日の早朝、奥丹後に鳴り響く、雪雷(ゆきかみなり)で目が覚めました。
間人港(たいざみなと)の海は、白波が立ち、寒々しい景色です。
ここでのお目当ては、もちろんカニ!
ズワイガニのオスは、水揚げされる産地ごとに呼び名やタグの色が変わります。
「間人ガニ」のタグは緑色で大皿に盛られたカニの横にそっと置かれていました。
福井県は「越前ガニ」と呼ばれ、タグは黄色。
兵庫県、京都府、島根県、鳥取県などの広い地域での呼称は「松葉ガニ」。
日本一の水揚げ高を誇る兵庫県の浜坂港は、青色。
同じ県内でも柴山港はピンク色です。
奥丹後の浅茂川漁港など、京都は緑色。
島根の「隠岐松葉ガニ」は兵庫と同じ青色。
鳥取県の「鳥取松葉ガニ」は、白字に赤文字で港名などが書かれています。
ズワイガニのカニカニ合戦も本番を迎え、これからが食べどころ。
さあて、何色制覇できるでしょうか?
2012/11/26
◆日本料理と紅葉
◆お料理は秋景色の中に
山海の恵みのように
紅葉もまた、はしり、さかり、なごりと季節を流れていきます。
深まりゆく秋。
街路樹のイチョウの葉は、もう黄金色なのに、
運ばれてきた八寸の彩りには、緑色のイチョウの葉が添えられていました。
早い時期に緑のままの葉を摘み取ると、
次に出てくる葉は、秋まで緑色だと聞いたことがあります。
葉っぱビジネスの工夫と、料理人のこだわりが、
繊細な美意識につながっていくのですね。
2012/11/17
◆オーガニック映画祭in大阪
◆11月25日に4本上映されます
第3回オーガニック映画祭in大阪が開催されます。
とき:11月25日
ところ:玉水会館(大阪市西区)※地下鉄・肥後橋駅⑧番出口すぐ
当日券:2000円
今年のテーマ:「子どもたちの未来、私たちの選択」
上映作品:
①10:15『モンサントの不自然な食べもの』
2008年/フランス 監督:マリー=モニク・ロバン 108分
②13:15『お米が食べられなくなる日』
2012年/日本構成:小池菜採 監修:大野和興 制作:アジア太平洋資料センター 35分
③13:55『赤とんぼがいない秋』
2012年/日本 制作:「赤とんぼがいない秋」制作委員会 制作委員長:御園 孝
演出・撮影・編集:岩﨑充利 50分
★15:05 講演:兵庫県農政環境部農林水産局農業改良課
環境創造型農業専門員 西村いつき氏
④16:20『シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちへ~』
2008年/ドイツ 監督:フランク=ディーチェ ヴェルナー=キーファー60分
第3回オーガニック映画祭in大阪が開催されます。
とき:11月25日
ところ:玉水会館(大阪市西区)※地下鉄・肥後橋駅⑧番出口すぐ
当日券:2000円
今年のテーマ:「子どもたちの未来、私たちの選択」
上映作品:
①10:15『モンサントの不自然な食べもの』
2008年/フランス 監督:マリー=モニク・ロバン 108分
②13:15『お米が食べられなくなる日』
2012年/日本構成:小池菜採 監修:大野和興 制作:アジア太平洋資料センター 35分
③13:55『赤とんぼがいない秋』
2012年/日本 制作:「赤とんぼがいない秋」制作委員会 制作委員長:御園 孝
演出・撮影・編集:岩﨑充利 50分
★15:05 講演:兵庫県農政環境部農林水産局農業改良課
環境創造型農業専門員 西村いつき氏
④16:20『シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちへ~』
2008年/ドイツ 監督:フランク=ディーチェ ヴェルナー=キーファー60分
2012/10/19
◆べったら市
◆10月19日、20日はべったら市
宝田恵比寿神社の門前市で知られる「べったら市」
19日、20日の2日間、
日本橋堀留町、小伝馬町、大伝馬町、本町の通り---
東京・日本橋界隈にべったら漬けの露店が並びます。
大根を塩で浅く漬けてから米麹床で漬けた、甘みのある味わい。
「べったらべったら~大樽開いたよ~」
威勢のよいかけ声が聞かれます。
「べったら市」が江戸初期から続いていることを思えば、
東京の人たちの好みに合っているのでしょう。
寶田恵比寿神社べったら市保存会が、風物詩を守っています。
宝田恵比寿神社の門前市で知られる「べったら市」
19日、20日の2日間、
日本橋堀留町、小伝馬町、大伝馬町、本町の通り---
東京・日本橋界隈にべったら漬けの露店が並びます。
大根を塩で浅く漬けてから米麹床で漬けた、甘みのある味わい。
「べったらべったら~大樽開いたよ~」
威勢のよいかけ声が聞かれます。
「べったら市」が江戸初期から続いていることを思えば、
東京の人たちの好みに合っているのでしょう。
寶田恵比寿神社べったら市保存会が、風物詩を守っています。
2012/09/30
◆映画「モンサントの不自然なたべもの」
◆遺伝子組み換えに一石を投げかける映画です
台風17号が日本列島を横断中です。
台風の古い呼称「野分」は、源氏物語第28帖の巻名にもなっていて、
紫式部の時代にも「野分」は京の都を吹き荒れたことでしょう。
昔から人々は自然の有り様と折り合いをつけながら
自然を畏敬し、暮らしてきたように思います。
映画「モンサントの不自然なたべもの」(2008年制作)は、
仏ジャーナリスト、マリー・モニク・ロバン氏が、
遺伝子組み換え作物を開発し、世界中で販売する
米国のモンサント社の商品についてその問題点を
多数の証言から考えていこうという映画です。
遺伝子組み換えを解禁した経緯や
インド綿農家の被害などを教えてくれます。
10月7日18:20から、鎌倉生涯学習センター(鎌倉市小町)で上映されます。
フリージャーナリスト・岩上安身さんの講演付き。
未知な部分が多いGM作物について、私も関心を持ち続けようと
思っています。
台風17号が日本列島を横断中です。
台風の古い呼称「野分」は、源氏物語第28帖の巻名にもなっていて、
紫式部の時代にも「野分」は京の都を吹き荒れたことでしょう。
昔から人々は自然の有り様と折り合いをつけながら
自然を畏敬し、暮らしてきたように思います。
映画「モンサントの不自然なたべもの」(2008年制作)は、
仏ジャーナリスト、マリー・モニク・ロバン氏が、
遺伝子組み換え作物を開発し、世界中で販売する
米国のモンサント社の商品についてその問題点を
多数の証言から考えていこうという映画です。
遺伝子組み換えを解禁した経緯や
インド綿農家の被害などを教えてくれます。
10月7日18:20から、鎌倉生涯学習センター(鎌倉市小町)で上映されます。
フリージャーナリスト・岩上安身さんの講演付き。
未知な部分が多いGM作物について、私も関心を持ち続けようと
思っています。
2012/09/23
◆サツマイモの花
◆実りの秋、サツマイモの収穫どきです
この夏は、雨不足で、
日照りに強いサツマイモまでが、ぐったり。
水やりが本当に大変でした。
でも収穫時を迎えると、そんな苦労も忘れてしまいますね。
サツマイモは原産の熱帯地域では、花が咲くそうですが、
日本では、めったにみられません。
ところが、近くの畑で「花が咲いた!」という記事が
9月上旬に新聞に出ていました。
ということは、この辺りも熱帯並みの暑さだったということ?
サツマイモは、ヒルガオ科で、
花は淡い薄紫色でアサガオの花のようです。
この夏は、雨不足で、
日照りに強いサツマイモまでが、ぐったり。
水やりが本当に大変でした。
でも収穫時を迎えると、そんな苦労も忘れてしまいますね。
サツマイモは原産の熱帯地域では、花が咲くそうですが、
日本では、めったにみられません。
ところが、近くの畑で「花が咲いた!」という記事が
9月上旬に新聞に出ていました。
ということは、この辺りも熱帯並みの暑さだったということ?
サツマイモは、ヒルガオ科で、
花は淡い薄紫色でアサガオの花のようです。
2012/08/04
◆8月の畑
2012/07/08
◆全国で唯一の生姜神社
◆ショウガやワサビなどの香辛料の神さまがまつられています
小暑も過ぎ、これから本格的な夏を迎えます。
「新ショウガ」の収穫もこの季節ですね。
金沢市花園八幡町には、別名“生姜神社”と呼ばれる
日本で唯一、香辛料の神さまをまつる神社があります。
正式名は、波自加弥(はじかみ)神社。
“はじかみ”とは、歯で噛んで辛いもの
ショウガやワサビ、サンショウなどの古語だそうです。
神主さんのブログ「しょうがない話」には、
ショウガの話題がいろいろ紹介されています。
小暑も過ぎ、これから本格的な夏を迎えます。
「新ショウガ」の収穫もこの季節ですね。
金沢市花園八幡町には、別名“生姜神社”と呼ばれる
日本で唯一、香辛料の神さまをまつる神社があります。
正式名は、波自加弥(はじかみ)神社。
“はじかみ”とは、歯で噛んで辛いもの
ショウガやワサビ、サンショウなどの古語だそうです。
神主さんのブログ「しょうがない話」には、
ショウガの話題がいろいろ紹介されています。
2012/07/07
◆五島つばき茶
◆茶葉とツバキの葉をもみ込んでいます
国産応援隊「ばいじゃぱん」では、
長崎県五島列島の食用・椿油を販売しています。
五島列島の椿を使った「五島つばき茶」が開発されました。
茶葉とツバキの葉を9対1の割合で混ぜてもみ込んだこのお茶は、
紅茶のような風味だそう。
五島市堤町のごとう茶生産組合の茶工場で製造されています。
国産応援隊「ばいじゃぱん」では、
長崎県五島列島の食用・椿油を販売しています。
五島列島の椿を使った「五島つばき茶」が開発されました。
茶葉とツバキの葉を9対1の割合で混ぜてもみ込んだこのお茶は、
紅茶のような風味だそう。
五島市堤町のごとう茶生産組合の茶工場で製造されています。
2012/07/01
淡路島の玉ねぎ、販売中! 映画にも登場!
◆塩屋監督の映画、第2弾は淡路島が舞台です
国産応援隊「ばいじゃぱん」では、
甘くてみずみずしい淡路島の玉ねぎを発売中!
ぜひ、味わってみてください。※写真は5キロ。
この淡路島の玉ねぎが映画に登場します。
地方に赴任した農林水産省の官僚が1次産業振興に奮闘するシリーズ映画
塩屋監督製作の「種まく旅人・みのりの茶」に続く第2弾の舞台が、
淡路島に決まりました。
今回は、食の島「淡路島」の産業見直しを命じられた女性官僚が、
農業、水産業に従事する男性と三角関係になるという展開。
塩屋監督たちは、淡路島を訪問し、
ロケ地候補巡りも行われ、玉ねぎ農家も取材されたようです。
さあて、どんな映画に仕上がるのでしょうか?
詳細が分かれば、またお知らせします。
国産応援隊「ばいじゃぱん」では、
甘くてみずみずしい淡路島の玉ねぎを発売中!
ぜひ、味わってみてください。※写真は5キロ。
この淡路島の玉ねぎが映画に登場します。
地方に赴任した農林水産省の官僚が1次産業振興に奮闘するシリーズ映画
塩屋監督製作の「種まく旅人・みのりの茶」に続く第2弾の舞台が、
淡路島に決まりました。
今回は、食の島「淡路島」の産業見直しを命じられた女性官僚が、
農業、水産業に従事する男性と三角関係になるという展開。
塩屋監督たちは、淡路島を訪問し、
ロケ地候補巡りも行われ、玉ねぎ農家も取材されたようです。
さあて、どんな映画に仕上がるのでしょうか?
詳細が分かれば、またお知らせします。
2012/06/17
◆旅する八百屋
◆「旅する八百屋は、自家採種と固定種の農産物を対面販売する移動店
東日本大震災を機に、オーガニック関連の仕事を退職して、
日本の有機農業生産者の支援と新たなオーガニック市場の
開拓活動を始めるため、「warmerwarmer(ウォーマーウォーマー)」(吉祥寺東町2)を
立ち上げた高橋一也さん。
取り組みのひとつ、「旅する八百屋」では、
昔から受け継がれてきた「自家採種・固定種・在来種」を守ろうと、
在来固定種の野菜などを販売されています。
いつか食べたことのある、なつかしいおいしさ。
その野菜の背景にある物語を一緒に話しましょう、と
高橋さんは、呼びかけます。
東日本大震災を機に、オーガニック関連の仕事を退職して、
日本の有機農業生産者の支援と新たなオーガニック市場の
開拓活動を始めるため、「warmerwarmer(ウォーマーウォーマー)」(吉祥寺東町2)を
立ち上げた高橋一也さん。
取り組みのひとつ、「旅する八百屋」では、
昔から受け継がれてきた「自家採種・固定種・在来種」を守ろうと、
在来固定種の野菜などを販売されています。
いつか食べたことのある、なつかしいおいしさ。
その野菜の背景にある物語を一緒に話しましょう、と
高橋さんは、呼びかけます。
2012/05/12
◆国産ワイン91銘柄の試飲会
◆日本のワインとチーズが集合
国内の85のワイナリーが加盟する「日本ワインを愛する会」が
総会の後で試飲会を開催しました。
全国約40のワイナリーから91銘柄が出品され、
まさに日本のワインが一堂に会したというもの。
栃木県那須町の「那須高原今牧場チーズ工房」をはじめ、
各地の手作りチーズも集合!
何ともうらやましい催しです。
2012/05/09
◆金ごまの播き時です
◆平均気温が20℃になったら
庭先やプランタンで、金ごまを育ててみませんか?
平均気温が20℃になったら、播き時です。
35~40日ほどで、ほたるぶくろの花の形に似た、
淡いピンク色の花が咲き始めます。
種まきから数えて90~100日ほどで、収穫です。
初心者でも簡単に栽培できるので、種をお分けします。
チャレンジしたい方はこちらまで。
庭先やプランタンで、金ごまを育ててみませんか?
平均気温が20℃になったら、播き時です。
35~40日ほどで、ほたるぶくろの花の形に似た、
淡いピンク色の花が咲き始めます。
種まきから数えて90~100日ほどで、収穫です。
初心者でも簡単に栽培できるので、種をお分けします。
チャレンジしたい方はこちらまで。
2012/04/08
◆センス・オブ・ワンダー
◆春の訪れと共に「センス・オブ・ワンダー」が目覚めます
レイチェル・カーソンが遺作となった「センス・オブ・ワンダー」を
書いたのは、アメリカ・メイン州。
訳者の上遠恵子さんは、「センス・オブ・ワンダー」を
“神秘さや不思議さに目をみはる感性”と訳されています。
メイン州でも、ポートランドでは桜のお花見ができるようですが、
今年はもう咲いたのでしょうか?
関西は、やっと春うらら♪
京都・平野神社の桜の原木や珍種を見に出かけると、
私の中の「センス・オブ・ワンダー」が
冬眠から目覚めたように、反応し始めました。
レイチェル・カーソンが遺作となった「センス・オブ・ワンダー」を
書いたのは、アメリカ・メイン州。
訳者の上遠恵子さんは、「センス・オブ・ワンダー」を
“神秘さや不思議さに目をみはる感性”と訳されています。
メイン州でも、ポートランドでは桜のお花見ができるようですが、
今年はもう咲いたのでしょうか?
関西は、やっと春うらら♪
京都・平野神社の桜の原木や珍種を見に出かけると、
私の中の「センス・オブ・ワンダー」が
冬眠から目覚めたように、反応し始めました。
2012/03/20
◆しだれ梅を見上げると
2012/03/18
◆映画・種まく旅人 みのりの茶
◆大分県のお茶どころが舞台です
映画『種まく旅人 みのりの茶』が公開されました。
デザイン会社をリストラされた主人公・みのりが、
病に倒れた祖父の有機茶園を継ぐというストーリー。
モデルになったのは、4haの茶畑を有機栽培に切り替えた
大分県臼杵市の「高橋製茶」さんで、県内で長期ロケが行われました。
みのり役の田中麗奈さん、
風変わりな農水省職員・金ちゃんを演じた陣内孝則さん、
そして監督の塩屋俊さん、
いずれも九州の出身で、この映画に寄せる思いもひとしお。
農業には人を励まし勇気づけてくれるチカラがあるんですね。
映画『種まく旅人 みのりの茶』が公開されました。
デザイン会社をリストラされた主人公・みのりが、
病に倒れた祖父の有機茶園を継ぐというストーリー。
モデルになったのは、4haの茶畑を有機栽培に切り替えた
大分県臼杵市の「高橋製茶」さんで、県内で長期ロケが行われました。
みのり役の田中麗奈さん、
風変わりな農水省職員・金ちゃんを演じた陣内孝則さん、
そして監督の塩屋俊さん、
いずれも九州の出身で、この映画に寄せる思いもひとしお。
農業には人を励まし勇気づけてくれるチカラがあるんですね。
◆武庫一寸(むこいっすん)ソラマメ
◆背が伸びてきたので支えをしなくっちゃ
有機農園では、ウグイスが鳴いています。
鳴くのはオスだけだそうです。
少し前までは「キャッ、キャッ」だったのが、
今日は、「ホケッキャッ」。
だいぶ上手になってきましたよ。
この農園では、地域の伝統野菜を自家採種して栽培していますが、
今では幻ともいわれている、武庫一寸(むこいっすん)ソラマメもそのひとつ。
背丈が伸びてきたので、強風などでポキッと折れてしまわないように
そろそろ回りを囲う支えの準備どき。手がかかります。
2012/02/26
2012/02/19
◆畑で雪見会
◆そら豆もキャベツも震えています
昨日、ぼたん雪が数時間舞っていましたが、
町なかでは積もることもなく消えていきました。
今日は有機農園の例会日。
そら豆はどれくらい伸びているかな、と楽しみにしながら
畑に行くと-----。
わぁー、真っ白! えらいこっちゃ!です。
そら豆は天に向かうどころか、しゅ~んとなってぐったりだし、
キャベツにも雪がどっさり。
これくらいはへっちゃらよ。
心配しなくても大丈夫、元気に育つからと畑の仲間たち。
今日の土作り作業は、残念ながら延期になり、
七輪で温めたおぜんざいをいただきながらの雪見会に早変わり。
でも雪解けの足元は、じんじんと冷えっぱなしです。
「もう春の空だね」という誰かの声に、皆が空を見上げました。
青い空に差し込む光がふわっとやさしい感じ。
じゃがいもやアスパラガスの植え付けもまもなくです。
2012/01/13
◆牡蠣ぞうすい
◆一番温ったまるのが、牡蠣ぞうすい!
牡蠣の季節も後半戦に入りました。
晩秋の頃は、レモンを絞って生であじわったり、カキフライにしたり、
12月になると、グリーン色のポタージュや小松菜と合わせたクリームパスタ、
牡蠣の土手鍋に牡蠣ごはんも。
そして大寒を控えたこの時期は、牡蠣ぞうすいがイチバンです。
広島産や的矢産を買うことが多いのですが、
的矢牡蠣は、紫外線殺菌処理をした無菌で知られています。
広島産や的矢産を買うことが多いのですが、
的矢牡蠣は、紫外線殺菌処理をした無菌で知られています。
三重県のHPには、東日本大震災の影響についての説明がありました。
(今回の震災に伴う津波により、浦村、的矢をはじめとした県内のカキ養殖漁場において大きな被害が発生しました。被害については地元の漁業者と行政等が協働して、現在復旧に取り組んでおります。 また、県では「的矢かき」を三重ブランドに認定しており、今後とも知名度向上に力を入れてまいります)
的矢産のタネガキは仙台・松島のものですし、
来シーズンもおいしくいただけることを祈っています。
広島から岡山、兵庫にかけての瀬戸内沿岸の牡蠣も格別ですよ!
変わりどころでは、兵庫県赤穂(あこう)・坂越(さごし)湾で育った
牡蠣を使った特大せんべいも登場しました。
1枚の直径が約40cm、チーズ風味で牡蠣が6粒も
閉じ込められていて、インパクト大あり。
ネーミングも赤穂にちなんだ「朝の匠のかき かき兵衛」。
こちらは、ちょっと楽しい牡蠣ですね。
2012/01/03
◆とちぎ・かんぴょう伝来300年

◆全体の約8割を栃木で生産
大阪が発祥の地と言われているかんぴょうですが、
栃木に伝来して今年で300年。
全体の約8割が、栃木で生産されています。
主産地の壬生、上三川、下野、小山、宇都宮・5市町を中心に
今年8月には、「とちぎ・かんぴょう伝来300年記念大会」が開催されます。
記念講演やパネルディスカッション、
ユウガオの実を使った創作料理の発表会、かんぴょうむきコンテストなど
同実行委員会(壬生町農務課)では、多彩な内容を企画中。
かんぴょうはユウガオの実を帯状に薄く長く削り、乾燥させたものですが、
低カロリーで食物繊維もたっぷり。煮物や炒め物にも重宝しますね。
保存のきく乾物なので食生活に上手に取り入れませんか。
余談ですが、「大阪食文化大全」(笹井良隆編、西日本出版社)に
神功皇后の時代から木津(大阪市浪速区)が
かんぴょうの産地だったことが書かれています。
その後、滋賀県の水口に伝わり、城主の鳥居伊賀守忠英が
下野国壬生城の城主に移動になったときに、ユウガオの種を
持ちこんだのが、栃木での栽培の始まりのようです。
2012/01/02
◆漫画「とり漫」
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