◆世界進出へ向けて
昨日発表された「国産ワインコンクール2010」では、
全国104ワイナリーから過去最高の690点が出品されましたが、
注目を集めたのが甲州ワインです。
甲州種辛口部門では、最も多い5点が金賞を受賞。高い評価でしたね。
ここ数年、ワインの世界で脚光を浴びている「甲州種」は、
古く7世紀ごろから山梨県の食用種だった日本土着の品種です。
その後の調査でヨーロッパ原産のヴィティス・ヴィニフェラ種と同じでありながら、
日本固有種ということがわかり、世界に通用するワインとしてブランド化が取り組まれています。
今年4月には日本固有の品種としては初めて、
国際的な審査機関「葡萄(ぶどう)・ワイン国際機構」(OIV)に登録も決定。
ワインラベルに「甲州種」と表記できるようになったことも、世界進出への追い風になりそうです。
さわやかな香りと柔らかな酸味が特徴の甲州ワイン。
私は、勝沼酒造さんの「アルガブランカ・ブリリャンテ」や
シャトールミエールさんの「光 甲州 キュベスペシャル」のファンです。
「和の酒」ともいわれる甲州ワインが、世界のワインの仲間入りをする日も近いでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿