◆「歳時記カレンダー」はおもしろい!
部屋に「歳時記カレンダー」を飾っていますが、さし絵がとってもレトロ調。
知らない言葉と出会えたり、なんだか楽しいカレンダーです。
1年の季節を24に分けて、その移り変わりを暦に取り入れた
「二十四節気」(にじゅうしせっき)。
その一節気(約15日間)をさらに細かく、ほぼ5日間ごとに配した
「七十二候」(しちじゅうにこう)。
種まきや刈り入れなどの農事の適期を知るための目安となる、
これら節目の日が書き込まれていて、四季の移ろいが感じられます。
今日8月10日の欄を見ると「草市」
盆花、灯篭、真菰(まこも)、蓮の葉など、お盆に用いる品々を商う市のこと。
草市の「草」は、種種(くさぐさ)とも言われ、いろいろ、という意味だとか。
種種と書いて(くさぐさ)と読むんですね。ふ~ん。
もうひとつ知らなかった言葉が、真菰(まこも)。
田んぼなどの水際に自生するイネ科の多年草で、「古事記」や「日本書紀」にも
その名があり、古代から今のままの姿をとどめている貴重な植物だそうです。
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