◆アメリカ人作家・ソローの体験談です
1845年、米国マサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン池のほとり。
アメリカ人作家・ソローが、自分で家を建て、自給自足に近い生活を送った
2年間の暮らしぶりを1年にまとめて綴った体験談です。
ソローはつるなしインゲンの豆畑で、太陽の大きな存在を見出だします。
「私たちは、太陽が、人々の耕す畑だけでなく、草原と森を分け隔てなく
照らしていることを忘れてはなりません。---すべて等しく陽の光を受け、
美しく照り返して、恵みをもたらします」
太陽を崇拝し、大地を尊んだソローは、
「自分に最善を尽くし、あるがままの自分を生きよう」と書き記しています。
自然と一体になって生きている、そんな当たり前のことを
私たちは、毎日の生活の中でついつい忘れてしまいがちですね。
分厚いページをめくりながら、ココロが軽くなっていく1冊です。
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