◆在来作物は今も元気です
扉の写真にうっとりと魅せられた本が2冊。
どちらも山形在来作物研究会編、山形大学出版会発行です。
『どこかの畑の片すみで--在来作物はやまがたの文化財』(2007年)の
扉の写真は、愛らしい姿の「宝谷(ほうや)カブ」。
鶴岡市宝谷の伝統的な焼き畑で100年以上も栽培されてきました。
そのパート2『おしゃべりな畑--やまがたの在来作物は生きた文化財』(2010年)は、
土中ですくっと育った赤い「大滝(おおたき)ニンジン」。
力強い香りが特徴で、今では鶴岡市の大滝農家だけでひっそりと栽培されています。
山形県内の在来作物は150種以上。
それらが今もしっかりと生きている様を教えてくれる2冊です。
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