2010/12/13

◆山陰海岸ジオパークと松葉ガニ

          

◆山陰海岸地域の観光資源の両輪です

山陰海岸ジオパーク」の世界ジオパークネットワークへの加盟が
今年10月に認定されました。

山陰海岸国立公園を中心に、東は京丹後市の経ヶ岬から兵庫県の但馬海岸を経て、
鳥取市の白兎海岸まで、東西110km、南北30km。

日本海形成時の火成岩類や年月をかけた地層の変化、海岸線の造形美など、
見ごたえのある自然公園です。

この「山陰海岸ジオパーク」は、松葉ガニの産地とも重なります。

体験施設・山陰海岸ジオパーク館(兵庫県温泉町)近くの水産会社の水槽には、
活け松葉ガニ(ズワイガニのオス)とセコガニ(メス)が仲良く入っていました。

松葉ガニは特大サイズで18,000円の値。
甲羅上の黒い粒はカニビル(ヒルの一種)の卵で、これが付着していると
脱皮後の時間が長いと見なされ、身入りの良い証とも言われています。

セコガニは、甲羅の大きさもオスの1/4程度で、1,500円でした。
松葉ガニの漁期は3月20日までですが、セコガニは1月10日まで。

大地の遺産と、松葉ガニ。山陰海岸地域のかけがえのない観光資源です。

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